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H・P・ラヴクラフト「クトゥルフの呼び声」

あらすじ…ボストン在住のフランシス・ウェイランド・サーストンは、92歳で亡くなった大伯父ジョージ・ガメル・エインジェル教授の遺品を整理したところ、錠のついた木箱を発見する。その中には、浅浮き彫りの粘土板、新聞記事の切り抜き、メモ類、『クトゥルフ教』と題した大伯父の手記があった。サーストンはそれらを手がかりに調査を開始する。

 本作品によると、はるか太古の昔に宇宙から別のもの(<旧支配者>という)が地球へやって来て支配したものの、今では海底に沈んでいるという。そしてもし、<旧支配者>が復活すれば…

 そのときになれば誰でもわかる。そして、人類も<旧支配者>に変身し、自由で奔放で、善悪を超越した、規範や道徳にとらわれることのないものとなり、誰もが絶叫しながら殺戮をくり返し、悦楽におぼれるようになるのだ。そして、解放された<旧支配者>は人類に、絶叫しながら殺戮をくり返し、悦楽におぼれるための新たな手段を授け、地球は恍惚と開放感にみちた大殺戮とともに炎につつまれる。(P297-298)

 とのこと。だとすれば、ロクでもない連中ですな、この<旧支配者>とやらは。まあ、人間の道徳や規範を超越した存在だから大殺戮をやらかしても平気なのでしょう。

【参考文献】
J・W・キャンベルJr.他『クトゥルフ神話への招待 遊星からの物体X』扶桑社

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