田中慎弥「蛹」
あらすじ…とあるカブトムシの幼虫が蛹(さなぎ)になるものの、他の仲間が次々に成虫となる中で自分だけ蛹のままであった。そうして月日が経ち…。
いわゆる冬虫夏草です。でも、芽が出てそれが大木になってもまだ虫としての意識を持っているものなのですか。
【参考文献】
田中慎弥『切れた鎖』新潮社
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