G・ガルシア=マルケス「三度目の諦め」
あらすじ…「生きる屍」となって18年を過ごした主人公がついに肉体的な死を迎え、埋葬される。
しかし、すでに死を観念して受け入れてしまった彼は、おそらくはその諦め故に死んでいくかもしれない。(P22)
そうなった場合は、この世に未練を残して幽霊として留まるよりは幾分マシかもしれません。
【参考文献】
G・ガルシア=マルケス『落葉 他12篇』新潮社
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