ロード・ダンセイニ「おかしいのはどこ?」
あらすじ…ヘンリー・ブードン氏は散歩中にリスに笑われたと思い込み、自分のどこがおかしいのだろうかと悩む。
Q.おかしいのはどこ?
A.お前の頭だ。
背後から笑い声が聞こえると、「あれはきっと自分のことを笑っているに違いない」と思い込んで暴行をはたらくという事件が時たま起こりますが、それと似たようなところがあります。まあ、ゴードン氏はリスに殴りかかる気はないようですが。
【参考文献】
ロード・ダンセイニ『時と神々の物語』河出書房新社
« 『現代文 トルストイの日露戦争論』国書刊行会 | トップページ | シャーロック・ホームズの冒険:美しき自転車乗り(1981年、イギリス) »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(6)ボズワースの戦い(2024.06.06)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(5)第二の求婚(2024.06.05)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(4)処刑と暗殺(2024.06.04)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(3)アン・ネヴィルへの求婚(2024.06.03)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(2)クラレンス公ジョージ(2024.06.02)
« 『現代文 トルストイの日露戦争論』国書刊行会 | トップページ | シャーロック・ホームズの冒険:美しき自転車乗り(1981年、イギリス) »
コメント