出不精探偵リンリー
ロード・ダンセイニが生んだ探偵リンリー。彼が登場する諸作品のレビュー記事は以下の通り。
・二壜の調味料
・スラッガー巡査の射殺
・スコットランド・ヤードの敵
・第二戦線
・二人の暗殺者
・クリークブルートの変装
・賭博場のカモ
・手がかり
・一度でたくさん
これら9作品を振り返ってみると、そのうちの5作品(二壜の調味料、スラッガー巡査の射殺、クリークブルートの変装、賭博場のカモ、一度でたくさん)では家から一歩も出ずに推理しています。
事件が起こったと聞けば現場へ足を運んで調査・観察を行なうシャーロック・ホームズや、旅行先でたまたま殺人事件に遭遇することが多く必然的に家の外で推理するエルキュール・ポワロとは色合いが異なります。
というわけで、私はリンリーに「出不精探偵」の称号を贈らせていただきます。又、スメザーズは空気キャラになることが多かったから、彼には「空気助手」の称号を贈っておきましょうかね。
【参考文献】
ロード・ダンセイニ『二壜の調味料』早川書房
« ロード・ダンセイニ「一度でたくさん」 | トップページ | アナトール・フランス「亡霊のお彌撤」 »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- マーク・トウェイン「名探偵誕生」(2023.09.07)
- W・ハイデンフェルト「<引立て役倶楽部>の不快な事件」(2023.09.06)
- アンソニイ・バウチャー「テルト最大の偉人」(2023.09.05)
- オーガスト・ダーレス「怯える准男爵」(2023.09.04)
- アガサ・クリスティー「消えた貴婦人」(2023.09.03)
コメント