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ロード・ダンセイニ「第二戦線」

あらすじ…陸軍省の情報部の将校となったリンリーが、ドイツの傭われスパイとなったスティーガーが機密情報をドイツへ送ろうとするのを阻止しようとする。

 第二次世界大戦が勃発し、リンリーもスメザーズも軍隊へ取られました。日本では金田一耕助が兵士として南方へ送られましたが、こちらの探偵は本国イギリスで活動しているようです(スメザーズについては不明)。
 さて、今回は「二壜の調味料」「スラッガー巡査の射殺」の犯人スティーガーがドイツのスパイとなって登場します。なんで殺人鬼がスパイに…とも思いましたが、戦時ともなればこんな人物にもどこかからお呼びがかかるのでしょう。

【参考文献】
ロード・ダンセイニ『二壜の調味料』早川書房

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