ロード・ダンセイニ「スコットランド・ヤードの敵」
あらすじ…スコットランド・ヤードに、3人の警官を殺すとの脅迫状が届く。リンリーのもとに持ち込まれた時には既に2人が死んでおり、3人目もリンリーらが見守る中で死ぬ。
今回は珍しいことに、リンリーが現場へ足を運びます。前作「スラッガー巡査の射殺」、前々作「二壜の調味料」では家の中にひきこもって推理していたのとは対照的です。
そして物語の後半では、空気キャラだったスメザーズが大活躍します。詳しいことはネタバレになるので言えませんが、目立たない小男のセールスマンというのが潜入任務に効果的だったようです。
【参考文献】
ロード・ダンセイニ『二壜の調味料』早川書房
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