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ロード・ダンセイニ「歌もたぬ国」

あらすじ…詩人が歌のない国にやって来る。詩人はその国の人たちに歌をプレゼントするが…。

 歌もたぬ国の民の反応は以下の通り。

「このご時世にそんなくだらんことにかまけている暇があると思うとは、このごろの商売がどれだけ大変なものか、とんとご存知でないらしい」(P37)

 かつてはこの国にも歌はあったけれども、価値のないものとしてこれを捨ててしまったようです。
 それにしても味気ない人たちですねえ。彼らに歌の重要性を納得させるとしたら、小室哲也や秋元康が作曲によっていくら稼いだか、あるいはロックスターがコンサートツアーでいくら稼ぎ出すのかを教えてやるといいでしょう。それはそれで味気ないかもしれませんが、商売にご執心の人には効果的だと思います。

【参考文献】
ロード・ダンセイニ『最後の夢の物語』河出書房新社

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