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リチャード・マシスン「時代が終わるとき」

あらすじ…終末世界で人類最後の一人となった男が詩作にふける。

 人は原子でみずからの屍衣を編んだ
 そして爆弾でみずからの墓穴を掘った
(P179)

 とあることから、どうやら核戦争で人類が滅亡したことがわかります。
 『北斗の拳』では核戦争を生き延びた人間がモヒカンになってヒャッハーしていましたが、こちらの世界ではそこまでは生き残らず、略奪するだけの食料も財産も(少なくともこの短い作品中には)登場しません。
 この男もそう長くはもつまい。だとすれば、そうした極限の状況下で倫理観が消えて殺人に走るのも…おっと、ここから先はネタバレ防止のために伏せておかねばなりますまい。

【参考文献】
リチャード・マシスン『リアル・スティール』角川書店

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