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H・P・ラヴクラフト「洞窟の獣」

あらすじ…洞窟で迷子になる。そして、得体の知れないものが近付いてくる。

 主人公がなぜ洞窟で迷子になったのかというと、「わたしはガイドに知られることなく一般の観光客から離れ、洞窟の禁断の通路を一時間以上もさまよった」(P235)云々とあることから、洞窟観光をしていて勝手な行動を起こしてごらんの有様になったことがわかります。
 では、なぜそんなことをしたのかというと、そちらは書かれていません。これは推測するしかないのですが、主人公は「哲学の研究三昧の生活」(P234)を送るインテリです。未知の領域を見たいという欲に駆られたんでしょうかねえ。まあ、この主人公が洞窟から帰還した後にインタビューでも受けてその質問をぶつけられたとしたら、哲学的な回答をして凡人を煙に巻くかもしれません。

【参考文献】
H・P・ラヴクラフト『ラヴクラフト全集7』創元社

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