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雨宮雨彦「泥棒」

あらすじ…終戦時のドサクサにまぎれて機関車の中に隠匿された金塊を泥棒が見つけて盗み出す。

 泥棒の一人称視点で語られているので、金塊の出所や、なぜ金塊が長らく隠されたままだったのかなど不明な点は多い。しかしながら、所詮それらは枝葉末節だとして切り捨てていいのかもしれません。というのは、本作品の醍醐味は機関車強奪の手口や金塊の隠し場所などにあるのですから。

【参考文献】
有栖川有栖『有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー』角川書店

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