川端康成「雪」
あらすじ…野田三吉は正月三が日にホテルにこもって幻を見る。
「疲労の底にひきこまれて、頭がしびれてしまうところから、幻が浮びはじめる」(P545)とあることから、おそらく脳内麻薬でも分泌しているのでしょう。変なクスリをキメて幻覚を見るよりは幾らか健康的ですな。
【参考文献】
川端康成『掌の小説』新潮社
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