リチャード・マシスン「おれの夢の女」
あらすじ…グレッグは、妻キャリーが見た悪夢を他人に売りつけようとする。というのは、その夢は正夢で人の生死にかかわるものだからである。
そんなものが商売になるのか…。というより、そんなものを商売にしてしまうグレッグの方が問題ですな。
一方、キャリーはたまったものじゃないでしょう。悪夢を見るだけでも厭なのに、それが将来現実のものになるというのですから。
【参考文献】
仁賀克雄・編『幻想と怪奇 おれの夢の女』早川書房
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