無料ブログはココログ

« 監修・財団法人日本城郭協会『図説 日本100名城の歩き方』河出書房新社 | トップページ | 森鴎外「流行」 »

森鴎外「心中」

あらすじ…料亭に勤めるお金(きん)が、客に心中事件を語る。

 一旦読み終えてから、レビューを書くためにちょっと読み返してみると、最初の方に「ひゅうひゅうと云うのだろう」(P105)というセリフを見つけました。
 この作品のタイトルは「心中」ですので、心中事件を扱ったものだとわかりますし、お金が語る内容も「ははあ、心中事件だな」とすぐに察しがついてしまいます。
 それならいっそのこと、タイトルを「心中」から「ひゅうひゅう」にしてみてはいかがでしょうか? そうすれば、すぐには心中事件と察知されず、ひゅうひゅうという音の劇的効果が際立ち、怪奇性を増すというものです。
 とはいえ、江戸川乱歩ならともかく森鴎外にはそんな怪奇趣味はないか。

【参考文献】
森鴎外『灰燼/かのように 森鴎外全集3』筑摩書房

« 監修・財団法人日本城郭協会『図説 日本100名城の歩き方』河出書房新社 | トップページ | 森鴎外「流行」 »

書評(小説)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/277935/45156161

この記事へのトラックバック一覧です: 森鴎外「心中」:

« 監修・財団法人日本城郭協会『図説 日本100名城の歩き方』河出書房新社 | トップページ | 森鴎外「流行」 »

最近のトラックバック

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31