森鴎外「有楽門」
満員電車のありさまを描写した短篇で、これといったストーリーがあるわけではありません。ただ話に動きがあるとすれば、電車が満員になったので出発したということぐらいでしょうか。
ちなみに平成の時代にも満員電車は健在ですが、この作品に登場する明治の満員電車とは様子が異なります(例:乗員・乗客の服装など)。比較してみるのもいいかもしれません。
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