フレドリック・ブラウン「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
あらすじ…フルート奏者ドゥーリイ・ハンクスは自分だけの「音」を求めて世界中を旅する。そしてドイツのハーメルンへ辿り着く。
現代版ハーメルンの笛吹きともいうべき作品。
たとえ芸術家であっても越えてはならない一線があるわけで、それを越えてしまったらそれ相応の報い、しっぺがえしを受けなければならない。そんな寓意を感じることができます。
【参考文献】
仁賀克雄・編『v』早川書房
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