荒又宏監修『太陽の地図帖008 水木しげるの妖怪地図 47都道府県 ご当地妖怪を訪ねる』平凡社
水木しげるの妖怪本を読むのは、これで何十冊目だろうか…。世の中に多くの種類が出回っていて、私はその一部を読んでいるにすぎないのですが、それでも2ケタは確実に行っているくらいです。
というわけで、本書に出てくる妖怪たちの多くが既知のものです。どこかで見たことあるな、こいつら…。
そうなると、ついつい初見の妖怪を探してしまいます。ふむ、本書の中では出世螺(しゅっせぼら)(50)や敷次郎(P76)などが初見ですな。
でも、付属の説明文によると出世螺は竜だし、一方の敷次郎は「顔は蒼白」とあるので幽霊っぽいところがあります(敷次郎という名前からして元々は死んだ鉱夫の幽霊だったのが妖怪化したのかな?)。
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