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コナン・ドイル「危険! ジョン・シリアス艦長の航海記録より」

あらすじ…小国ノーランドが大英帝国と戦争をすることに。ノーランドのジョン・シリアス大佐には勝算があった。それは潜水艦8隻を率いて、イギリスへ食料を運ぶ商船を片っ端から沈めて兵糧攻めにするというものだった。

 小国が大国に立ち向かう場合、まともにぶつかっても勝てないので、汚い手段も辞さないし、相手の弱点もガンガン突く。ここでのイギリスの弱点は、食糧を海外からの輸入に依存していたこと(並びに備蓄が貧弱)で、相手をたかが小国と侮って対策が不十分だったことも事態を悪化させています。

 では、イギリスはどんな手を打てばよかったのか? 私は軍事の素人ですが、作戦を一つ考えてみました。

(1)護送船団方式で地上軍をノーランドへ運ぶ。潜水艦は商船ばかりを狙い、軍艦との戦闘は極力避けています。兵員の輸送船に軍艦の護衛がついていたら、おいそれとは手が出せない。
(2)上陸した地上軍でノーランドの首都を陥落させる(なるべくなら速攻で)。陸軍については本作ではよくわかりませんが、ノーランドが小国である以上、陸軍も小規模であると思われます。物量で押し切ってやりましょう。

 この作戦の問題点の一つは兵站の確保ですが、食料や燃料ならばフランスやスペインなどから購入し、運搬にはヨーロッパ大陸に張り巡らされた鉄道網を使えばいい。

【参考文献】
コナン・ドイル『ラッフルズ・ホーの奇蹟 ドイル傑作集5』東京創元社

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