江戸川乱歩「妻に失恋した男」
あらすじ…南田という男が死んだ。妻が自分を愛してくれないことを苦にしての自殺と思われたが、担当刑事は不審に思い捜査を続ける。
世田谷署の刑事は容疑者につきまとうことで心理的圧迫を加え、ついには自白を引き出すに至っています。
これは裏返して言うならば、決定的な証拠を掴むことができなかったからこんな手法を取ったのでしょう。
【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第21巻 ふしぎな人』光文社
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