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江戸川乱歩「仮面の恐怖王」

あらすじ…怪人「仮面の恐怖王」があらわれた!

 今回、二十面相は京都の三十三間堂で仏像に変身しています。そこで何かを盗んだという描写はないものの、ひょっとしたらあの中の仏像の何体かを偽物とすり替えて盗み出したかもしれません(ただ盗むだけではすぐになくなったことがわかってしまいますが、偽物を置いておけば薄暗い室内のことだから気付かれにくいはず)。
 わざわざ文化財の豊富な京都まで「遠征」しておいて、ただ子供をビビらせるだけ(しかも相手は少年探偵団員ではない!)というのは考えにくいのです。

 ところで、今回は徳川埋蔵金が出てきます。それも逃走中の落盤事故という予期せぬ形で。二十面相がこれだけの宝をよく放置していたものだと不審に思ってしまいますが、ひょっとしたら前の持ち主が「いくらほっても金貨はみつから」(P130)なかったので、ここに埋蔵金はないと判断していたのかもしれません。

【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第22巻 ぺてん師と空気男』光文社

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