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江戸川乱歩「鉄人Q」

あらすじ…白ひげの老人が造ったロボット「鉄人Q」が逃げ出し、幼女を誘拐する。

 巻末の解説によると、「魔法博士雲井良太の第四の事件にするつもりだったのかもしれない」(P733)とあるように最初は二十面相らしくない。例えば幼女を誘拐して身代金やお宝を取ろうとはしていないし、二十面相なら幼女の食料費を調達するためにわざわざ銀行泥棒をせずともポケットマネーで充分まかなえるはずです(この点についてはお金持ちの雲井も同じことが言える)。
 二十面相っぽさが出るのは鉄人Qが巡査に化けて上野公園の五重の塔を脱出するところあたりでしょうかね。あるいは、新橋の玉宝堂から宝石を盗むあたりでしょうか。

【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第22巻 ぺてん師と空気男』光文社

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