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江戸川乱歩「かいじん二十めんそう」(たのしい一年生版)

あらすじ…ある日、ポケット小僧は、洋館から少女の悲鳴が聞こえてきたので、洋館に潜入する。

 このあと色々あって、ポケット小僧は二十面相に捕まり、洋館に一室に閉じ込められるのですが…。

 しばらくすると、ぽけっとこぞうは、むっくりとおきあありました。まどからでて、となりのまどのしたへいき、なかへはいっていきました。(P616)

 え!? 窓に鉄格子とか付いてないんですか? しかも、隣の窓には鍵もかかっていないようです。いくらなんでも油断しすぎでしょ。
 ちなみにこの後、富士山や東京タワー、お台場、鎌倉の大船観音と、これらの地をさながら観光するかのごとく大捕物が展開されます。
 二十面相も往生際が悪いですねえ。どうせ捕まってもすぐに脱獄できるんだから、そこまで逃げ回らなくてもいいのに。

【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第21巻 ふしぎな人』光文社

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