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アガサ・クリスティー「戦勝記念舞踏会事件」

あらすじ…戦勝記念舞踏会でクロンショー卿が何者かに殺された。そして、彼の婚約者ココ・コートニーは自宅で死んでいるのが発見された。ジャップ警部の依頼を受けて、名探偵エルキュール・ポアロがヘイスティングズを従えて捜査に乗り出す。

 まず最初に注意を少々。このレビューで犯人の名前こそ明かしませんが、犯行のトリックについては若干ネタバラシしています。

 「仮装舞踏会」(P14)という言葉でピーンと来ました。これは「なりすまし」のトリックを使っているな、と。例えば犯人が被害者を殺しておいて、その被害者の仮装を身にまとって人目にさらすことで被害者がまだ生きていると思わせるというものです。
 アルセーヌ・ルパンや二十面相くらいの変装の達人なら、仮装パーティーでなくても他人になりすますことができますが、そんな人物はそういるものじゃない。やはり大抵の人には仮装舞踏会といった特別の舞台があった方がいい。
 そんなことを考えながら読み進めてみたら、やっぱりこのトリックが使われていました。
 というわけで、どの時点で犯人がクロンショー卿になりすましたのかに注意しながら読んでみるといいかもしれません。

【参考文献】
アガサ・クリスティー『教会で死んだ男』早川書房

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