太田隆『シャーロック・ホームズの経済学』青弓社
ここでは日本シャーロック・ホームズ・クラブの見解をもとに一ポンドを二万四千円とした。(P13-14)
しかもホームズは王侯貴族やブルジョアジーから貰う報酬は1000ポンドが相場だそうですので、ちょっと計算してみますと…2400万円ですか! 持っている人は持っているもんですねえ。
まあ、例えば「ボヘミアの醜聞」のボヘミア国王にしてみれば、スキャンダルの揉み消し工作に成功して無事に政略結婚できるのならそれでも安いのかもしれません。
あ、ちなみに、富裕でない一般庶民からの依頼はもっとリーズナブルな料金になっているのでご安心を。
« ポール・ドハティー『赤き死の訪れ』創元社 | トップページ | アーサー・コナン・ドイル『回想のシャーロック・ホームズ』創元社 »
「書評」カテゴリの記事
- 『都営地下鉄・東京メトロで行く 都市公園150周年記念 歴史スタンプラリー』(2024.09.11)
« ポール・ドハティー『赤き死の訪れ』創元社 | トップページ | アーサー・コナン・ドイル『回想のシャーロック・ホームズ』創元社 »
コメント