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森鴎外「里芋の芽と不動の目」

あらすじ…理学博士増田翼(たすく)は酒席で明治維新の頃のことを語る。

 増田博士は話の中で、里芋の芽を見て選り分けた自分と、線香を不動明王像の目に押し付けた狂信者(Fanatiker)の兄とを対比させています。
 ただ、その兄は何を信じていたかというと、「旧思想の破壊というような事に、恐ろしく力瘤を入れていた」(P62)とあるのですが、さてその先のこととなるとわからない。旧思想を無くしたら新思想が必要になるのですが、その時点ではそこまで行ってなかったのでしょう。

【参考文献】
『森鴎外全集2 普請中/青年』筑摩書房

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