佐藤賢一『カエサルを撃て』中央公論新社
あらすじ…ガリアの王ウェルキンゲトリクス(ヴェルチンジェトリクス)とユリウス・カエサルが戦う。
ヴェルチンジェトリクスが「美しくも残忍な若者」(裏表紙の紹介文より)として描かれているのに対し、ユリウス・カエサルは劣等感コンプレックスの塊として描かれています。でも、ポンペイウスに対して劣等感を抱くならまだしも(ルビコン前の当時は ポンペイウス>カエサル だった)、ヴェルチンジェトリクスにそこまで劣等感を抱かなくてもいいんじゃないかと思うくらいです。
それに、ハゲは…まあいいか。
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