森鴎外「桟橋」
あらすじ…伯爵夫人が夫を桟橋まで見送る。
「桟橋が長い長い。」という一文が短い物語の中に繰り返し登場します。数えてみたら7ページの中に5回も出てきました。
これによって、作品が一種のメロディを帯びたようになり、淡々とした表現とあいまって独特の雰囲気を漂わせています。
レビューが短い短い。
【参考文献】
『森鴎外全集2 普請中/青年』筑摩書房
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