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江戸川乱歩「影男」

あらすじ…人間社会の裏側を探検する影男が活躍する。

 この作品は筋に一貫性がなく、影男はSMプレイを覗いたと思ったら悲惨な境遇にある一家を救ったり、秘密結社に潜入して死体を隠匿したり、殺人会社の顧問になったりと、短期間に様々なことをしています。
 さて、そんな影男ですが、最後は明智小五郎にうまくしてやられます。影男はけっして愚かな人物ではないし、実際、須原の謀殺を看破さえしているほどです。それがなぜこうなってしまったのかといえば、
(1)明智のやり方が巧妙で気付くのが遅れた。
(2)須原からの攻撃に気を取られていた。
(3)他にも手がけている案件があった。

 といったところでしょうか。

【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第18巻 月と手袋』光文社

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