コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬』新潮社
シャーロック・ホームズシリーズの長篇。
犯罪現場であるデヴォンシャーにホームズがなかなか現われず、ワトスンが孤軍奮闘するのを延々と見るのはしのびない…と思っていたら、実はホームズは…おっと、これ以上はネタバレになるので言えません。
ちなみに、ホームズが超人的すぎて普段は目立たないものの、本作でワトスンはバリモア夫妻の秘密やローラ・ライオンズを突き止めるなど、探偵としてなかなか優秀なところを見せています。ただしおいしいところ(犯人を突き止める、犬をぶっ殺す等)はホームズが持って行っていますが。
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投稿: Bucky | 2011年12月11日 (日) 07時47分