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アガサ・クリスティー「クリスマスの冒険」

あらすじ…エミリーおばさんが主催する、クリスマスのハウスパーティーに名探偵エルキュール・ポアロが参加していた。

「ポアロさんだけど、そもそもここでなにをしているのか、って」(P99)

 登場人物の一人のセリフで気付きました。ポアロが来ているのは犯罪絡みで内偵中なんだということを。
 とはいえ、読者はここで起こる事件の犯人を推理する必要はありません。ポアロがなぜ来たのかだって最後の種明かしでわかることですし、そもそもじっくり推理するほど長い話ではないからです。

【参考文献】
アガサ・クリスティー『マン島の黄金 クリスティー最後の贈り物』早川書房

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