無料ブログはココログ

« 江戸川乱歩「三角館の恐怖」 | トップページ | アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)』角川書店(8) »

江戸川乱歩「断崖」

あらすじ…男と女が崖の上で、一年前の事件について話し合う。

 江戸川乱歩の作品としては、戦後初。
 正当防衛による殺人を扱ったもので、女がこれを二度も成功させて話が終わっています。
 女曰く、「あたしはこの先まだ、幾度正当防衛をやるかわからない」(P368)。…もっとマシな男を選べよと言いたい。

【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖』光文社

【関連記事】
江戸川乱歩(目次)
断崖(2010年)

« 江戸川乱歩「三角館の恐怖」 | トップページ | アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)』角川書店(8) »

書評(小説)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 江戸川乱歩「断崖」:

« 江戸川乱歩「三角館の恐怖」 | トップページ | アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)』角川書店(8) »

2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31