江戸川乱歩「悪魔の紋章」
あらすじ…大金持ちの川手庄太郎は何者かから脅迫を受けていた。そこで名探偵・宗像隆一郎に事件の解決を依頼するが、捜査に当たっていた宗像の助手・木島が毒殺されてしまう。木島が持っていた靴べらには、3つの渦巻きがある指紋(三重渦状紋)が捺されていた。
犯人の特定余裕でした。詳細はネタバレになるので伏せますが、江戸川乱歩「蜘蛛男」を読んでいれば、
「ハハア、またこのテを使ったな」
と気付いてしまいます。
で、今回も明智小五郎が登場するのですが、今回の登場は比較的遅い。その分、明智の活躍は少なめになっています。
【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第12巻 悪魔の紋章』光文社
![]() |
![]() |
江戸川乱歩全集 第12巻 悪魔の紋章 (光文社文庫) 著者:江戸川 乱歩 |
« 江戸川乱歩「妖怪博士」 | トップページ | 恐怖実話コンテスト事務局編『5分間怪談 恐怖の実話レポート』二見書房 »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- 町田康「桃太郎の伝説」(2023.03.19)
- 司馬遼太郎「最後の攘夷志士」(2022.10.14)
- 司馬遼太郎「浪華城焼打」(2022.10.13)
- 司馬老太郎「彰義隊胸算用」(2022.10.12)
- 司馬遼太郎「死んでも死なぬ」(2022.10.11)
« 江戸川乱歩「妖怪博士」 | トップページ | 恐怖実話コンテスト事務局編『5分間怪談 恐怖の実話レポート』二見書房 »
コメント