和田竜『のぼうの城』小学館
あらすじ…豊臣秀吉による小田原北条攻め。支城の忍城にも石田三成率いる大軍が迫っていた。これを迎え撃つのが「のぼう様」こと成田長親なのだが…。
結局のところ、三成の頭脳をもってしても、成田長親という男はわからなかった。(P322)
はい、石田三成ほどの頭脳を持たない私もよくわかりませんでした。せいぜいわかることと言えば、彼が変人の部類に入るということです。少なくとも凡人ではありますまい。
のぼうの城 著者:和田 竜 |
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