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覇王伝アッティラ(2001年、アメリカ・リトアニア)

監督:ディック・ローリイ
出演:ジェラルド・バトラー、パワーズ・ブース、トミー・フラナガン
備考:歴史スペクタクル

あらすじ…4世紀。フン族の抗争で両親を失ったアッティラは叔父のルア王に引き取られ、やがて頭角を現すようになる。一方、フン族の脅威にさらされている西ローマ帝国は、アエティウスを復帰させる。

 私が観たのはepisode1とepisode2のDVD2枚に分かれているやつで、1では兄を倒してフン族の王になるまで、そして2ではアッティラの死までを描いています。

 それにしても、王に即位する前のアッティラの服装のボロさが目を引きますな(王子なのに!)。「ベオウルフ」の時の衣装と勝るとも劣らない。やはりそれだけ、当時のフン族は貧しかったということを示しているのでしょう。
 大王になってからはマシになりますが、それでも東西ローマ帝国の支配階級の服装よりは見劣りします。

 ところで、本作ではそこかしこで暗殺の動きが見られます。東ローマ帝国やアエティウスがアッティラに刺客を送るのみならず、西ローマ帝国内でも未遂を含めた暗殺事件が幾つも見受けられます。
 いえいえ、私は別に暗殺を非難しているわけではありませんよ。特にアッティラのように、正面からまともにぶつかれば大きな被害を受けるような強大な相手には、このテの謀略で倒せればこちらの犠牲が少なくて済むのですから。
 …卑怯だって? 兵は詭道(『孫子』)ですよ。

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販売元:アルバトロス
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