監督:サイモン・ウィンサー
出演:ミッキー・ローク、ドン・ジョンソン、チェルシー・フィールド、トム・サイズモア、ヴァネッサ・ウィリアムズ、ビッグ・ジョン・スタッド、ダニエル・ボールドウィン
原題:Harley Davidson and the Marlboro Man
備考:ゴミ映画
あらすじ…ハーレーダビッドソンが2年ぶりに故郷・バーバンクに戻ってきた。悪友のマルボロマンに再会し馴染みの店に向かうが、店は資金繰りが苦しく、銀行から立ち退きを迫られていた。店の苦境を救うため、2人と仲間達は短絡的に現金輸送車を襲撃したが、手にしたのは大量の新種のドラッグだった!仲間は皆殺しにされ、命からがら逃げ出したハーレーとマルボロマン。執拗に迫ってくる敵に2人は撃って撃って撃ちまくるが――!(パッケージの紹介文より引用)
町山智宏さんがこの映画を「ミッキー・ロークのキャリアを終わらせてしまったゴミ映画」と評していた(ポッドキャストでそんなことを言っていたように記憶しているが、記憶違いだったらすみません)ので、寧ろ気になってDVDを買って観賞しました。
詳しいことは後で述べますが、たしかにゴミ映画と呼ぶにふさわしい内容です。人によっては「金返せ」と言いたくなるかもしれません。
ちなみに私の場合、駄作なら駄作なりにツッコミどころがあるので、地雷を踏んでも(=ゴミ映画に行き当たっても)「金返せ」なんて野暮なことは言いません。せいぜい、話の種に利用するくらいです。
さて、話を映画の内容に戻します。
馴染みの店を存続させるために大金(250万ドル)が必要だ。そうだ、現金輸送車を襲撃すればいい! …って、何だこの発想は…。それに、誰か止めろよ。
それから、現金輸送車を襲撃した際に、車に乗っていた警備員から「お前たちは何者だ」と訊かれて、ハーレーは「ハーレーダビッドソンとマルボロマンだ」と名乗っています。本人は格好いいつもりで言っているのかもしれませんが、犯罪者が追跡を逃れるために自分の正体を隠すという初歩的なことすら守れていません。
又、新種の麻薬と250万ドルの交換に首尾よく成功するものの、マフィアの追っ手が店にやってきます。更には空港やラスベガスのホテルにまで…って、いいかげん、発信機が付いてるのに気付けよ。
ちなみに私は、トランクに発信機が付いているものと思っていましたが、ハーレーが発見したのは1ドルコインの方でした。ひょっとしたらマフィアはトランクにも仕掛けていたかもしれませんが。
他にも色々と突っ込みたくなるところがありますが、まだ観ていない人のために取っておきます。
…え? 良かった点ですか? ええと、突っ込みどころがたくさんあるので、その点では退屈しないんじゃないでしょうか。
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