松原聰監修『鉱物の不思議がわかる本』成美堂出版
不思議な形状・色彩を持った鉱物の数々を眺めているだけでも楽しい。立方体の結晶になっている黄鉄鉱(P118)とか、よく自然が作り出したもんだなと感心してしまいます。
ところで、本書には錬金術に関する記述があり、水銀を金に変える方法が書かれています。
原子番号80の水銀と原子番号79の金は、陽子の数が1つ異なるだけである。北海道大学の松本高明助教授の研究では、水銀に電子ビームを打ち込んでガンマ線を発生させ陽子をはじき出すと、金に変えることができるという。(P49)
ただし、時間とコストがかかりすぎるため、この方法でお金儲けはできないようです。
どこかのバカ成金が採算度外視でやってくんないかなー。成功したら、「世界で初めて本物の錬金術に成功した本物の錬金術師」という名誉が歴史に刻まれるかも…。
図解サイエンス 鉱物の不思議がわかる本―色・形・性質はどうして違うのか?150種以上の鉱物・宝石をビジュアル解説 販売元:成美堂出版 |
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