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江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」

あらすじ…ニートの郷田三郎は、退屈を持て余していた。そんなある時、下宿先の天井から屋根裏に行けることを知り、「屋根裏の散歩者」となって住人たちの生活を天井から覗き見するようになる。しかしそれだけでは飽き足らずに、遂には屋根裏を使って殺人をすることに…。

 やれやれだぜ。覗きだけにとどめておけばよいものを(それだっていけないことなのだが)、人を殺してしまうとはねえ。
 しかしながら殺人はさておいて、他人の秘密を覗き見する魅力があるのは事実です(自分の秘密を他人に見られるのは厭だけど)。ピーピング・トムが絶えないのは皆さんご承知の通り。
 であるからこそ、この「屋根裏の散歩者」は、その種の願望を刺激してくれるのです。

【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者』光文社

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