江戸川乱歩「黒手組」
あらすじ…作者(江戸川乱歩)は熱海温泉逗留中に、伯父の娘が怪盗集団・黒手組に誘拐されたとの報道に接し、急いで伯父のもとへ行く。すると、身代金を渡したものの、娘がいまだにもどってきていないという。そこで友人の明智小五郎に事件の解決を依頼する。
冒頭に暗号文が掲載されているのですが、最初に読んだだけでは誰が誰にどんなシチュエーションで送ったのか不明なのでとりあえず後回しにしておきます。しかし、中盤でシチュエーションがわかっても、サッパリわかりません。まあ、明智小五郎のように本腰を入れて解読する気などさらさらなく、続きをさっさと読みたかったのでさっさと諦めました。
最後に一言。黒手組出てこねーじゃん!
【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者』光文社
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