ジェームズ・アレン『もしもあなたの小さなさとりが地球を救うなら』徳間書店
著:ジェームズ・アレン
訳:快東みちこ
絵:駒井明子
スピリチュアル本とはどんなものであろうかと思って、本書を近所の図書館で借りてきました。
ざっと見ると、白地に水色の文字が印刷されており、随所で挿入されているイラストも緑の淡い色使いが多く、心理的に鎮静効果をもたらそうとしているようです。「毎日、決まった時間に瞑想する週間をつけましょう」(P29)と述べており、瞑想する上では心を静めておいた方がいいのは間違いありませんな。
さて、本書を斜め読みすると、ブッダやイエス、クリシュナなどが登場します。仏教、キリスト教、それとほんのちょっとのヒンドゥー教を混ぜ込んでいますな。又、「利己的性質という卑金属を、愛という純粋な黄金に変えるのです」(P202)という表現は錬金術的です。
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