江戸川乱歩「算盤が恋を語る話」
あらすじ…造船会社の会計係のTは、助手のS子に算盤を使って愛の告白をしていたが、S子は気付かぬようで…。
3ページほど読んだところで、算盤の暗号を解読することができました。暗号文にしては簡単なものであったし、「黒手組」や「日記帳」で少々鍛えられていたおかげで、こんな私でもさっさと解けたのです。
でも、これは暗号だと感付いていたからわかったのであって、そうでない場合には常人は見過ごしてしまうでしょう。
【参考文献】
『江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者』光文社
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