マリー・アントワネット(2006年、アメリカ)
監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、ジュディ・デイヴィス、ジェイミー・ドーナン
原題:Marie-Antoinette
備考:第79回アカデミー衣装デザイン賞受賞
あらすじ…オーストリアから14歳でフランス王家に嫁ぎ、18歳でフランス王妃に即位したマリー・アントワネット。しかし夫のルイ16世は彼女と性交しようとしなかった。マリー・アントワネットはそのせいで肩身の狭い思いをし、鬱憤を晴らすかのように浪費をする。
政治の話は最低限に済ませています。そのかわり頻出するのは綺羅星の如きファッションや、そんなに食ったら胸焼けするだろうっていうくらい甘そうなスイーツ(笑)など。
政治や歴史に興味のある男性にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、この映画の主人公マリー・アントワネットの興味の対象がどちらの方にあったのかを考えれば、こういう描き方も悪くない。
ところで、王弟に男子出産を先んじられて、マリー・アントワネットが隠し部屋で一人泣き崩れるくだりがありますが、このシーンでは手持ちのカメラで彼女を接写することで、ドキュメンタリーのような「臨場感」をもたらしてくれます。この演出は面白い。
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マリー・アントワネット (通常版) [DVD] 販売元:東北新社 |
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