ブルーノ(2009年、アメリカ)
この映画は、レンタルビデオで観ました。
ちなみにこの作品は一人で観たのですが、家族と一緒に観賞しないで正解でした。というのは、具体的な内容については後述しますが、下ネタの数々が出てきて、しかもそれらがひどすぎるからです。とても地上波で放送できない(深夜でも無理でしょう)。
監督:ラリー・チャールズ
出演:サシャ・バロン・コーエン、グスタフ・ハマーステン
原題:brüno
あらすじ…オーストリア人でゲイのファッション・リポーターのブルーノは、ハリウッドのセレブになろうとして、有名人とのセックスビデオを作ろうとしたり、テロ組織に誘拐されようとしたり、養子を貰ったりする。
手法としては前作のボラットとあまり変わりがありませんが、今回は都会の洗練されたゲイという役どころなので、ボラットのような田舎者丸出しの野暮ったさはありません。そのかわり、ゲイということでホモネタが随所に盛り込まれています。
例えば霊媒師ゲイリー・ウィリアムズの前でエアセックス(霊のイチモツを取り出してフェ○チオ)したり、キャンプで夜這いをかけたり(裸で来るな!)、…。あと、ブルーノが制作した「ブルーノの一流セレブ マックスアウト」ではチンチンをぶんぶん振り回していましたな。
これらのお下劣なネタが出てくるたびに私は腹筋崩壊を引き起こし、それをある程度鎮めるまで一時停止を余儀なくされることもありました。
まあ、私は下ネタが好きですから本作品を楽しめましたが、苦手な人は観ない方がいいでしょう。
ところで、本作品ではブルーノの「奇行」に対して有名無名を問わず様々な人の反応が画面に映し出されています。多くは嫌悪や怒り、呆れといった感情が表れていますが、彼らのリアクションも笑いの対象にしてもいいかもしれません。
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