アドルフ・ヒトラー『わが闘争(上)』角川書店(7)
第十二章「国家社会主義ドイツ労働者党の最初の発展時代」でようやく上巻は終わりとなります。私は何ヶ月もかけて本書を読んできたので、とりあえず上巻だけでも読破できたことに安堵しています。
さあ、次は下巻だ! 下巻は上巻よりも薄いし、『わが闘争』を読むのも少しは慣れてきたから、上巻ほどは梃子摺らないで済むかもしれない。
とはいえ、油断は禁物です。そもそも私はこのブログで書評をする以上、突っ込みどころを探さねばならず、その上『わが闘争』は高度な思考に基いて理論武装してあるので、これを読む時は全く気が抜けないからです。
さて、第十二章についても軽く触れておくことにします。第十二章では国家社会主義ドイツ労働者党がヒトラーの名演説によって次第に支持者を増やしていくさまが述べられています。
著者(ヒトラー)の自慢が幾分混じっている感じもしますが、実際のところヒトラーは演説が上手だったから、これはある程度は信憑性がありますな。
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わが闘争(上)―民族主義的世界観(角川文庫) 著者:アドルフ・ヒトラー |
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