『南魚沼コシヒカリ誕生秘話』
第33回ふるさと区民まつり(世田谷の馬事公苑にて開催)で入手しました。
小学生3人が山に登って、その中の一人(愛ちゃん)が南魚沼産コシヒカリが誕生した経緯を講釈するというものです。
それにしても、愛ちゃんの語る言葉がとても小学6年生のものとは思えません。ちょっと愛ちゃんのセリフを引用してみます。
「元々はね 昭和19年に長岡の新潟県農事試験場で農林22号と農林1号を人工交配させて作った品種なの」(P3)
「品質の良い米を安定して生産する技術や倒伏の軽減 いもち病対策に新潟県農業試験場の研究者が中心になって北陸各県と共同で研究を重ね」(P13)
本当に小学生か? しかも、山上で何の資料もないのにスラスラと言えるのか?
それなら寧ろ、白ヒゲを生やして白衣を着た博士でも登場させて、子供たちを聞き手にしてその博士に解説させた方がよかったんじゃないでしょうか。
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