マニフェスト読み比べ3
次に、衆議院・参議院の議員定数削減について。
参議院の定数を40程度削減します。
衆議院は比例定数を80削減します。(民主、P9)
244 国会議員定数の大幅削減
衆議院・参議院の国会議員定数を3年後に722名から650名に1割削減し、6年後には、国会議員定数を500名に3割削減します。(自民、P39)
両者ともに削減することでは共通しているのですが、それでは具体的にどこをどう削るのかについては違いがあります。この問題に関して両党が政策協議をしても、総論賛成・各論反対ってことで話が進まない可能性があります。
では、どうすればいいのか? …とりあえず、削れるところから削ってみてはいかがでしょうか。例えば、衆議院の比例定数から手を付けるとか。
衆議院の比例定数を削減すると、小選挙区より比例で多く議席を取っている小政党(例:公明党)はマイナスの意味で大きく影響を受けるから反対するかもしれません(少数意見が届かなくなる!)。しかしその分、自民党や民主党といった大政党にとっては相対的に影響力が大きくなるので、二大政党制を推し進める上では効果的ですぜ。
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