ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発(2008年、日本)
この映画は、レンタルビデオで観ました。なぜ借りたのかというと、監督の名に負うところが大きいということを告白します。この人(河崎実)の監督作品は、何本かこのブログでレビューしてるんですよねえ。
監督:河崎実
出演:加藤夏希、加藤和樹、福本ヒデ、松下アキラ、渡部又兵衛、夏木陽介、ビートたけし
備考:怪獣映画
あらすじ…北海道の洞爺湖にG8の首脳が集まり、サミットが開催されていた。その時、宇宙から怪獣ギララが札幌に飛来し、暴れまわる。G8首脳はギララを倒すべく、それぞれの得意分野を活かした攻撃を繰り出すが、どれも失敗する。
ギララが飛行する時に見せる赤い球体など、昭和の怪獣映画を思わせる演出がいくつも見受けられます。特撮モノのマニアならば、「このシーンは○○のあの部分のオマージュだ!」などと得意げに指摘できるのですが、残念ながら私にはそこまでの知識はありません。ですので、とりあえず昭和臭がするということを述べるにとどめておきます。
とはいうものの、せっかくですから私がわかった範囲内で一つ、指摘させていただきます。
ギララがドイツの毒ガスを吸って笑った後、シューベルト「野ばら」をBGM(しかも歌詞を微妙に変えてある)に、ギララが踊るシーンがあります。あのギララの動きは…「おそ松くん」のシェー!ですか。そういえばゴジラも昔、シェー!をやっていましたから、それのパロディということなのでしょう。
最後にスタッフロールを眺めていると、レイパー佐藤や天野ミチヒロといったどこかで聞いたような名前が目に付きました。それにそもそも、みうらじゅん、リリー・フランキーといったサブカル界の大物、ビートたけしや水野晴郎といった豪華なんだか豪華じゃないんだかよくわからないメンツが登場しています。
よくここまで揃えたものだと感心してしまいました。
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