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『Beauty Book Spring 2010』資生堂

 東証IRフェスタ2010で入手しました。
 さすがは化粧品会社が発行するだけのことはあって、唇関連(口紅、グロス、リップブラシを含む)だけで14ページも割いています。
 他にも、目力をアップさせる方法(P18-19)や小顔に見せるテクニック(P20-21)、更には海外のファッションショー(NYコレクション)の記事(P22-23)などもあります。
 更には、P43のコラム「世界の美女からこんにちは」(文/守屋美奈子)では、女性が持つ美への執念(コラムの表現を借りれば、「愛する人にもっと愛されたい!愛する人の前では1ミリでもキレイでいたい!そう願う女心」)をクレオパトラに投影しているようです。う~ん、おそるべし。

Beauty Book Spring 2010

http://www.shiseido.co.jp/bbk/

喘ぎ声がすごくて夜中使えないエロい洗濯機(2008年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5387551

 稼働中の洗濯機から「あん…あん…」という女性のあえぎ声のような音が聞こえるというものです。
 それにしても映像の尺が4分9秒というのは長いですな。オカズにするには短いですが…。

竹内一正『グーグルが日本を破壊する』PHP新書

 大手検索サイト「Google」が日本のどこをどう破壊するのか? 本書では携帯電話(5章)や新聞(6章)についても述べているのですが、今回はテレビCMを取り上げます。

 アドワーズで広告の費用対効果を知った日本の広告主は、テレビCMの費用を減らし、費用対効果の高いネット広告へシフトし始める。テレビCMのパイの中で、もしGoogle TV Adsが普及すればCM単価は必ず下がる。どちらにしても、テレビ局は広告収入が減るという危機的状況に陥る。(P76-77)

 ああ、それなら私は別にかまいませんよ。何しろ、私は某広告代理店や某テレビ局のようなCM利権(既得権益)を持っているわけではないし、一視聴者としては観たくもないCMを観させられる機会が減るんだろうなあ…くらいにしか思ってませんから。
 しかしながら、さすがにテレビ業界や広告業界は危機感を持っているはずです。下手すりゃおまんまのお食い上げですから。
 とはいえ、有効なアドバイスが欲しいと思ったのなら、常日頃から高い報酬を支払っている「顧問・相談役」や「経営コンサルタント」が教えてくれるので、私が策を出す必要はないでしょう。
 でも、せっかくですから「無料」のアドバイスを披露しておきます。

(1)テレビ業界もネット広告を増やす。いわゆる勝ち馬にのるということですな。
(2)テレビ局の統廃合。銀行を見よ!
(3)「搾取と捏造」(P67)の是正。例:納豆ダイエット捏造事件(P68)
(4)賃金水準の適正化。「電通は松下の二人分の高給」(P92)だそうな。他は推して知るべし。

グーグルが日本を破壊する (PHP新書 518) Book グーグルが日本を破壊する (PHP新書 518)

著者:竹内 一正
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

vinagre 03

 vinagreは「ビネガー」と読み、本誌は「男の美貌をつくるSHOPPINGフリーマガジン」とのこと。
 女性が化粧やエステなどで自分の美貌に磨きをかけるのと同様に、男性もマッサージやエクササイズで自分の肉体に磨きをかけるというわけですな。本誌のP2-3でハーブオイルマッサージ、P5-6で顔筋血流マッサージ、P12-13でボディコンバットを取り上げています。
 ちなみにこのフリーマガジン、私は地下鉄駅構内で入手したのですが、裏表紙の「【ビネガー】設置協力店及び取材協力店リスト」によると、コナミスポーツクラブやGOLD GYM(ゴールド・ジム)などがあり、そういう場所に出入りしている人たちに向けて作られていることがわかります。

Vinagre

http://www.vinagre.jp/

JAL Travel Cafe 2010 Winter Plan No.011

 このフリーマガジンは、神保町で入手しました。
 オーストラリアのブリスベンとゴールドコーストを特集(P2-9)しているのですが、私が注目したのはコラム「教科書にアンダーライン」(文/牧一彦)です。

 20数年前、日本人神父がベルギーの修道院を訪れた際、聖歌隊の指揮者で作曲家でもあった神父に明治時代の日本唱歌の譜面を見せた。修道院の神父は『荒城の月』に心奪われ、賛美歌用に編曲したのだという。(P15)

 瀧廉太郎の『荒城の月』は私も聴いたことがありますが、あの物寂しくもどこか古めかしい強さのあるメロディーが讃美歌になるとは…。
 あ、でも、シェイクスピア時代の失恋ソング「グリーン・スリーブス」だって賛美歌「古いものはみな」になっているくらいですから(私はこの賛美歌をシーケンサーでmidiにしたことがあるので憶えているのです)、「荒城の月」が賛美歌になってもおかしくないか。

JAL Travel Cafe 2010 Winter Plan No.011

http://www.travelcafe.co.jp/

『What's TDK? まるごと早わかり TDKガイドブック』TDK

 この冊子は東証IRフェスタ2010で入手しました。
 TDKといえば、私が某家電量販店に買い物に行った時、TDKの銘の入ったCD-R、DVD-Rを見かけた記憶があります。
 では、TDKとはどんな会社か? 冊子によると電子部品のメーカーとのこと。で、どんな電子部品かといいますと、携帯電話のチップコンデンサ(P7)、パソコンの磁気ヘッド(P8)、薄型テレビのチップインダクタコモンモードフィルタ(P9)、自動車のDC-DCコンバータ(P10)などとなっております。
 一応、それぞれに短い解説文が付されているのですが、専門の知識がない私にはなかなか難解なものとなっています。しかし、素人にはこういう解説文の存在はありがたいものです。

What's TDK? まるごと早わかり TDKガイドブック

http://www.tdk.co.jp

『ALL NHK DVD CATALOGUE 2010』NHKエンタープライズ

 このカタログは新宿で入手しました。
 裏表紙は「坂の上の雲」【第一部】のDVD BOX/ブルーレイBOX初回限定版(2010年3月15日発売)の広告でした。このドラマは確か、去年の末ごろに放送されたものと記憶しておりますが、それがもうDVD発売となったのか…。早いもんですねえ。
 それはさておき、このカタログは、巻末の索引だけで13ページもあり、更に項目数を数えてみると872項目もありました。それだけたくさんのDVDを出しているということであり、NHKの映像アーカイブの膨大さをうかがい知ることが出来ます。

ALL NHK DVD CATALOGUE 2010

http://www.nhk-ep.com

『SK JAPAN AMUSEMENT GOODS SPECIAL CATALOG 2009.Sep』エスケイジャパン

 このカタログは、東証IRフェスタ2010で入手しました。
 エスケイジャパンは、ゲームセンターのUFOキャッチャー(クレーンゲーム)などの景品(いわゆるプライズ)を製造・販売している会社で、このカタログにはその景品の数々が紹介されています。
 P42-46はお菓子の景品の紹介なのですが、それ以外はキャラクターグッズの紹介となっています。
 ドラえもん(P24)やそらべあ(P15)などは知っているのですが、表紙を飾っているリトル・チャロ(P7-8)や裏表紙を飾っているウィンナーマン(P9-10)などは知りませんでした。その他にも未知のキャラクターがあり、
「この中のどれくらいが生き残るんだろうか…?」
 などと思ってしまいます。

SK JAPAN AMUSEMENT GOODS SPECIAL CATALOG 2009.Sep

http://www.sk-japan.co.jp

メトロガイド No.129_2010 MARCH

 特集記事の「東京喫茶文化探訪」の中で、さぼうる(千代田区神田神保町1-11)のマスターが、

 開店した昭和30年当時は大学新卒の初任給が1万円でコーヒー1杯50円の時代。(P3)

 と、述べるくだりを発見。現在の大卒初任給は大体20万円くらいだから、コーヒー1杯は今なら1万円くらいでしょうか。当時のコーヒーって、高級嗜好品だったんですね…。
 ちなみに現在、さぼうるではブレンドコーヒーが400円とありました。それでもまだちょっと高いかなと思う私なんぞは、マクドナルドの120円のコーヒーで充分ですな。

メトロガイド No.129_2010 MARCH

大澤武男『青年ヒトラー』平凡社

 ヒトラーがなぜ狂気の独裁者となったのかを、ヒトラーの青年時代から探り出そうというもの。
 青年期のヒトラーについては、『わが闘争』を読むことで、『青年ヒトラー』の第2章で描かれる「失意のウィーン時代」はある程度知っていましたが、「初恋のシュテファニー」(P44)などは初めて知りました。まあ、政治書には自分の生い立ちを書くことはあっても、自らの恋愛体験までは書きませんからね(山崎拓氏なら自慢げに書くかもしれない)。

 さて、アドルフの政治活動開始時点で明らかにされた反ユダヤ思想は、ちょっと冷静に考察すれば、いかに事実と客観性に欠けているかは誰にでもわかる。(P203)

 はい、私も『わが闘争』をちょっとばかり読んでみて、そのことはわかりました。詳細は『わが闘争』のレビューに譲ることにしますが、ナチズムの反ユダヤ思想が「事実と客観性に欠けている」点は、読むのが難しい『わが闘争』を読み進める上での一つの突っ込みどころとなっています。

青年ヒトラー (平凡社新書) Book 青年ヒトラー (平凡社新書)

著者:大澤 武男
販売元:平凡社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『平和への思い』日本戦災遺族会

 このパンフレット(啓発冊子)は、近所の図書館で入手しました。
 P13の説明によると、啓発冊子の他にマンガやビデオを毎年出しているとのこと。尚、一般戦災ホームページではマンガをまんがビューワーで読むことができ、ビデオはサンプル映像を視聴できます。これらは小学生向けの教材といったところでしょうか。
 一方、こちらのパンフレットは高校生~社会人向けといった感じがします。例えばP2には黒焦げになった死体の写真が掲載されていますし。

『平和への思い』日本戦災遺族会

岡田英男『オーパーツだけが知っている… 神々の記憶 超古代を襲った核戦争の痕跡』KKベストセラーズ

 タイトルから察するに、ベストセラーになった『神々の指紋』(著:グラハム・ハンコック)の便乗本と思われます。
 さて、本書の内容を簡単に説明すると、超古代にはすぐれた文明が栄えていたものの、核戦争(それも世界各地で勃発!)によって滅亡したと述べています。
 世界各地の神話や遺跡、発掘品(オーパーツを含む)から核戦争の痕跡を探り出そうとしているのですが、色々と突っ込みどころがありすぎて困る有様となっています。
 例えば日本神話に関して、こんな一節があります。

 黄泉の国というと、死者がたどりつく国であり、天国の代名詞、極楽を意味している。日本の神話でも、理想郷として地下の王国という考え方があったのは明らかだろう。(P203)

 黄泉の国は天国でも極楽でもなく、ましてや理想郷でもありません。なぜなら、黄泉の国へ逝ったイザナミには蛆がたかっていて、それを見たイザナキは一目散に逃げ出し、古事記によると「吾はいな醜(しこ)め醜めき穢き国に到りてありけり」(現代語訳:私はとても厭な厭な穢い国に行ったことだった)と言ってるくらいですから。
 これはほんの一例で、他にもまだまだありますが省略。神話や古代遺跡の知識のある人は、本書をトンデモ本としてツッコミを入れながら読むといいでしょう。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4584305161/nifty0b5-nif1-22/ref=nosim

relations. 08 LOVE FEBRUARY→MARCH 2010

 表紙を飾るのは元プロ野球選手の清原和博。現役を引退して髪の毛が伸びたのがわかります。
 ところで、P10-12にこの人のロングインタビューが掲載されているのですが、最後にこんなことを言っています。

 …本当に僕は幸せ者です、仰木さんからの愛、ファンの皆さんからの愛、家族からの愛に支えられて、野球人生を全うできたわけですから。そういう経験を若い選手達のために使えるなら、また現場に立ちたいですね(P12)

 現場に立つ、というのは選手として立つということではなく、コーチもしくは監督として、ということなのでしょう。「なにわのだんじりファイター」が「なにわのだんじりコマンダー」となるのでしょうか? あ、でも、乱闘の時はファイターに戻ったりして。

relations. 08 LOVE FEBRUARY→MARCH 2010

L25 2010February, 2/25 No.120

 R25についてレビューしたので、その姉妹版ともいうべき本誌(L25)もついでに取り上げることにします。
 L25は女性向けのフリーペーパーです。例えばP6-7はスイーツ(笑)と「キレイ」の記事だし、その次のP8-9は美容・理容アイテム(どれも女性用)の記事となっています。
 ところで、R25には政治経済・社会問題といった「お堅い」ネタが盛り込まれているのですが、本誌にはそういったものは見当たらず、美容や恋愛、スイーツ(笑)といったネタが多くを占めています。男性と女性の一般的な趣向の違いを、ここからうかがい知ることが出来ます。

L25 2010February, 2/25 No.120

水木しげる『妖怪散歩 鬼太郎たちと出逢う町』YMブックス

 鳥取県境港にある水木ロード。そこに展示されている妖怪のブロンズ像のガイドブックです。
 妖怪についてはある程度の知識があったのですが、高女(P10)や異獣(P86)など、知らなかった妖怪がいたのは収穫でした。妖怪の世界は奥が深いんだなあ。
 ところで、本書のP116-125には、妖怪ロード以外の妖怪観光名所を紹介しています。水木しげる記念館(P118-119)や鬼太郎フェリー(P125)は知っていましたが、ねこ娘列車(P122)や鬼太郎交番(P124)まであるとは…。ここまで来ると、境港は妖怪たちに乗っ取られてしまっているんじゃないかと思えてきます。

妖怪散歩―鬼太郎たちと出逢う街 Book 妖怪散歩―鬼太郎たちと出逢う街

著者:水木 しげる
販売元:YMブックス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

とある日の白川村(2008年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4501129

 世界遺産に認定されたことで有名な白川郷を、8mmフィルムで2年前に撮影したものです。
 2年前だというのに、レトロ感がすさまじい。まるで、数十年前につくられた金田一耕助シリーズの作品に登場するような村みたいです。
 技術が進歩して映像が美麗になりましたが(今後とも進歩は続くでしょう)、こういうのも味わいがあって面白いのではないでしょうか。

こしの極 ざるうどんを食べてみました

 永谷園から発売されている「こしの極 ざるうどん」をざるうどんにして食べてみました。
 まず、乾麺を7分半、熱湯で茹でて…と、ここで薬味(長ネギ)を切らしていることに気付きました。それでも冷蔵庫の中を探ってみると天カスが出てきたので、これをつけ汁に入れることに。
 又、ざるうどんだけでは体が冷えてしまうだろうし、栄養もバランスよく摂りたいものだと思い急きょスープを作ることに。野菜とソーセージを適当に切って鍋で煮込み、固形スープの素を投入し、塩・こしょうで味付けをします。男の手料理だからその辺は大雑把です。
 さて、そうこうするうちにうどんが茹で上がったのでざるに上げ、水にさらして冷やし、よく水を切る。…ん? うどんにしては麺が細いなあ。
 というわけで出来たがったのがこちら。
こしの極 ざるうどん
 さっそくざるうどんを食べてみると、口の中でにゅるにゅるしながら切れてゆく。なるほど、これが「こしの極(きわみ)」というものですか。なかなか噛みごたえのある食感ですな。
 一方、スープの方は野菜の固さが少々残っていたので、ちょっと煮込みが足りなかったかもしれません。
 ともあれ、ざるうどんもスープも完食いたしました。うどんはおいしかったです。

 ちなみに、こしの極シリーズには「こしの極 ざるうどん」の他にも、「こしの極 そば」「こしの極 そうめん」があります。
 私はそばやうどんなどの麺料理は手の込んだことをせずに手軽に食べる方ですので、もしもこれらを食べる機会が訪れたら、シンプルに茹でて食べることになるでしょう。まあ、そのほうが麺のコシを堪能できるからいいかもしれませんね。

※ブログスカウトからの掲載依頼に参加しています。

ピエール・リグロ『北朝鮮の真実――フランスから見たその誕生と行方』角川書店

 フランス人ジャーナリストが書いた北朝鮮本。ざっと読む限り、書かれている内容はどれも既に公開されている情報ばかりで、重村智計氏の北朝鮮本のような「どこから聞いたんだよ、それ」といった情報は見受けられませんでした。
 それはさておき、本書にこんな一節がありました。

 北朝鮮を讃えているのは共産主義者だけではない。保守主義者または社会主義者で、確かに善良なベルギーの数人の国会議員たちは、北朝鮮の学校と模範的な子供たちを取材する許可を得、テレビ・カメラの前で有頂天になった。二〇〇〇年、春のことだ。翌年、フランス人の数人の国会議員が、彼らと同じ道をたどり、北朝鮮は民主主義に向けて開かれていて、ジャーナリストたちは望むように行動できるし、実業家たちは大きなビジネスチャンスがある、と述べた。そして難民も飢饉もなく、収容所は教育の場としてのみ存在し、社会的階層も、乞食も、麻薬常習者もない、と断言した。(P76-77)

 上記の太字部分を読む時、私は苦笑せずにはいられませんでした。これは北朝鮮のスポークスマンが言っているのではなく、民主主義国家の、しかも選良とされる議員センセイが「断言」しているのだから笑っちゃうしかない。
 日本では自民党の金丸信副総裁が北朝鮮の包摂工作に引っかかって、北朝鮮に対して土下座外交を繰り広げた(金丸訪朝団)ことは有名ですが、ヨーロッパの政治家も北朝鮮の包摂工作に引っかかったんですね。
 金丸信は砂利の利権と、そしておそらく刻印のない金塊を貰いましたが、ベルギーとフランスの国会議員たちは何を貰ったんでしょうか? あるいは、「善良な」センセイは「そんなものは受け取っていない!」と憤慨するかもしれませんが、もしもそうだとすればマスゲームに眩惑されたのでしょうか?

北朝鮮の真実―フランスからみたその誕生と行方 #角川oneテーマ21#

『幻想世界の神々 イラスト大事典』宝島社

 世界各地の神話に登場する神々75柱を、カラフルなイラスト付きで解説。
 75柱のうち、17柱をギリシア神話の神々が占めており(22.7%)、それだけギリシア神話が一般的に知られていることがわかります。
 それにしても、P21のアルテミスが、目隠しをしておっぱい丸出し(画:小山宗祐)なのはなんでだろう? P92-93のアルテミスのイラスト(画:高田明美)は普通なのに…。

幻想世界の神々イラスト大事典 (別冊宝島 1600 カルチャー&スポーツ)

熊野聰『ヴァイキングの経済学 略奪・贈与・交易』山川出版社

 北欧のヴァイキングの経済活動がどのようなものであったかを、アイスランドのサガなどをもとに解明してゆくものです。
 貨幣経済には至っておらず(銀による度量衡はあった)、物々交換(P157では小間物の代金としてチーズが使われたという記述がある)で、しかも武力を背景とした取引(代価を置いてゆく略奪など)もあったという。
 未開の社会経済がどんなものであるかを知りたい場合、一つの例として参考になるのではないでしょうか。

ヴァイキングの経済学―略奪・贈与・交易 (historia)

20100215 NBC 政見放送 松下みつゆき氏(2010年、日本)

 この動画は、YouTubeで観ました。
http://www.youtube.com/watch?v=YQW4GOPrHwQ

出演:松下みつゆき

 2010年長崎県知事選に出馬した泡沫候補・松下みつゆき氏の政見放送です。
 左手で机をバンバン叩きながら歌っています。一応、「長崎のタバコは5万円に」など政策(らしきもの)を訴えている箇所もありますが、全般的に内容は支離滅裂です。
 酔っ払いオヤジが管巻いてるみたいで、新橋の居酒屋なら迷惑な人でしょうが、政見放送ならただ滑稽なだけです。

 それにしても、左手の平に何を書いているんだ?

R25[アールニジュウゴ] 2010 1.21 No.256

 久しぶりにフリーマガジン「R25」を入手。毎週発行から隔週発行(第一・第三木曜発行)に変わってから、ついつい疎遠になっていたのです。
 しかしながら、内容は以前とそれほど変わっていないようなので(少なくとも私にはそう見えました)、ちょっと安心しました。

 最後に、P40に掲載されている石田衣良さんのコラム「空は、今日も、青いか?」第111回 ニッポン政治漂流記について少々。
 このコラムでは民主党と自民党をひとしきり批判した上で、

 漂流する政治は、この国の新たなカントリーリスクだ。政治家のみなさん、くやしかったら嵐の海でニッポン丸をきちんと操船して見せてほしい。ぼくたち国民は胸がすくような舵とりをずっと待っている。

 と結んでいます。たしかに政治が滅茶苦茶で政権がまともに機能していなければ、経済も福祉も外交も色々と悪影響を受けざるを得ません。
 ただ、今年の夏は参議院選挙がありますが、ここで民主党が参議院単独過半数を取れば(自民党の体たらくを見ているとその可能性が高い)、この嵐も少しは落ち着いてくるんじゃないでしょうか。

R25[アールニジュウゴ] 2010 1.21 No.256

HMV JAN-FEB,2010

 HMV銀座インズで入手しました。表紙は結成10年のHYと、HMVの店員たち。裏表紙は「This is it」のマイケル・ジャクソン。
 HYの記事はP2-3だけなのに対し、MJの記事はP4-7&P19と2.5倍。マイケルの偉大さ(俗っぽい言い方をすればどれくらい売れるか)がページ数にも表れているようです。
 ちなみに、私は「This is it」はまだ視聴していませんが、P6に紹介されているミュージカル映画「ムーンウォーカー」はDVDで観たことがあります。そのうち「This is it」も観てみたいものですなあ。

j nude[ジェイヌード] 2010 1/21 vol.86

 表紙を飾るのは、映画「おとうと」に出演している蒼井優さん。
 P3にこの時の衣装の値段とブランドが記されているので引用してみます。

<fashion data>
ピンクパンツ 3万9900円(ペロ/ジャーナル スタンダード ラックス 渋谷店 tel.03-5457-0844)
ネイビーパンツ 5万400円(スルタン ファブリック/同上)
レザーサンダル 4万950円(チエ ミハラ/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店 tel.03-5524-2200)

 合計13万1250円。これを高いと見るか安いと見るか…、私には高いと見えますけどね。
 ところで、P6にCafeレストラン・ガストの広告があり、そこにガストのクーポン券が付いています。「山盛りポテトフライ 通常価格の半額券」「プレミアムカフェ¥126券」など。
 13万円とはえらい落差がありますな。

杉並区役所経営企画部『杉並太郎・花子の議―めざせ!減税自治体―』

作・画:ヒロカネプロダクション
監 修:弘兼憲史

 杉並区が掲げる「減税自治体」を、マンガ形式で「啓発」しようとしています。どうでもいいことですが、「杉並太郎・花子」というネーミングセンスにお役所仕事っぽさを感じます。
 さて、減税自治体構想とは何か? 本誌を読んでみると、毎年一定額を積み立てておき、それを運用し、その利子収入で減税できるというものです。
 もちろん、運用に失敗すれば減税はなくなるわけですが…。ま、ここは杉並区のお手並み拝見といったところでしょうか。

杉並区役所経営企画部『杉並太郎・花子の議―めざせ!減税自治体―』

ラスベガス万才(1964年、アメリカ)

監督:ジョージ・シドニー
出演:エルヴィス・プレスリー、アン・マーグレット、チェザーレ・ダノーヴァ
原題:Viva Las Vegas
備考:ミュージカル

あらすじ…ショーとギャンブルの都ラスベガス。この街で開催されるカーレースに出場することになったレーサーのラッキーは、そこで偶然出会った美女ラスティーにたちまち恋してしまう。ラッキーは猛烈にアタックするが……。(パッケージの紹介文より引用)

 レーサーたるもの、試合前になすべきことは色々とあるはずです。例えば、会場を下見したり、愛機のメンテナンスをしたり、ライバルをチェックしたり…。
 で、この映画の主人公(プレスリー)が何をやっているかというと、女を口説いてデートしています。おいおい、大会の準備はどうした? まあ、エンジンが手に入らずに苦慮していたから、何もしなかったというよりどうしようもなかったのかもしれません。
 ところで、ラスティーとのヘリコプターデートでフーバーダムが登場し、ラスティーがフーバーダムについて観光ガイドさながらの解説を述べています。そのくだりを観た時、ああこれは観光映画なんだなと気付きました。そういえばラスベガスのショー巡りのシーンもありましたな。

ラスベガス万才 [DVD] DVD ラスベガス万才 [DVD]

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2001/08/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『日帰り・一泊 関東周辺 花と緑の小さな旅』成美堂

 関東周辺の花見スポットのポケットガイドブック。
 新宿御苑(P26-27)や旧古河庭園(P43)など、自分が行ったことのある場所が散見されました。
 それはさておき、本書では東京・神奈川・埼玉のみならず、静岡・山梨・長野・群馬・千葉・茨城まで網羅しているので、その方面の地理に詳しくない私には「こんなところがあったのか…」と新しい発見をもたらしてくれました。
 ただ、そこに行けるかどうかはわかりませんが…。

Dictionary NO.132

 タワーレコード新宿店で入手しました。CLUB DICTIONARYが発行するフリーマガジンです。
 本誌の「Dictionary Community Network」によると、「全国約400カ所の配布店で配布して」いるものの、「発行と同時に町から消えると噂」なのだとか。
 本誌をチェックすると、映画「パイレーツ・ロック」のリチャード・カーティス監督のMAILインタビューや、茂木健一郎氏の講義があったり、紙質がやけによかったりと、フリーマガジンにしてはクオリティが高い。これなら、その方面が好きな人たちがあっという間に持って行ってしまうのも無理はないかもしれません。
 それにしても茂木さんの講義は面白いなあ。首相官邸の絵画に始まり、坂本竜馬、小人プロレス、ロートレック、寅さんにまで話が及ぶとは…。特に小人プロレスなんて今のテレビじゃ「自主的に」カットされちゃいますからね。

Dictionary NO.132

http://www.clubking.com/

ボーナスで俺リセット! いつもと違うお金の使い方(2007年、日本)

 この動画は、『code neo 12 DEC.2007[Vol.11]』で観ました。
 お金はあるけど忙しいという人(それも男性)向けに、自分をリセットしてくれるサービス・製品を紹介しています。シャンプー、爪磨き、耳かき、純金アレイ、純金竹ふみ、都電貸切、ヘリクルーズ、遊園地貸切。確かにこれらはお金がないと無理ですな。
 でも、自分をリセットする前に、ボーナスがリセットされちゃった人はどうすればいいんだろう? まあ、その時はその時で知恵を絞るとしましょう。

code neo 12 DEC.2007[Vol.11]

エステナードスタイル美活

 ドンキホーテで入手しました。
 美顔器が980円とは安いな…と思いつつよくよく読んでみると、ホワイトソニックジェル(1本2980円)とのセット販売でした。機械(エステナードソニック)よりジェルの方が3倍も高いのです。なるほど、ジェルの方で儲けを得ているんですね。
 それはさておき、本誌ではプロレスラーのジャガー横田さんが美顔器の体験レポートをしています。980円というチープ感漂う商品に、こんな強烈なキャラクターを持ってくるとは…。いえ、けっして似合わないとかそんなことを言っているわけではなく、どうコメントしてよいかわからない配置の妙だということです。

エステナードスタイル美活

http://kenkocorp.com/

Blogger File 松本隆博(2007年、日本)

 この動画は、『code neo 12 DEC.2007[Vol.11]』で観ました。

出演:松本隆博、ヨシケン、佐々木幹

 シンガーソングライター・松本隆博さんをドキュメンタリータッチで紹介。「松本人志の兄」ということで有名で、この動画の中でもそういう紹介のされ方になっているのですが、やはりヒット曲を出さないと、こういう紹介文になってしまうんでしょうなあ。
 ちなみに、この人はヒューマックス株式会社の取締役とのことで、ミュージシャンとビジネスマンの二足の草鞋生活を送っています。寝る時間が3時間って…タフだなあ。

code neo 12 DEC.2007[Vol.11]

ドンキプレス 2010 Vol.1

 近所のドン・キホーテで入手しました。フリーマガジンかと思ったら、中はドンキ取扱商品の広告記事ばかりでした。なんだ、これじゃあカタログですな。フリーマガジンに「昇格」したいと思ったら、有名人のインタビューやコラムなど、もっと自社製品のPR以外のページを設けないといけません。
 ところで、表紙のレザージャケットが「情熱価格」¥990-ということで思い出したのが、西友より安いジーンズのことです。
 ジーンズ売ってないかな…と思って探してみると、私がチェックした時にはメンズは全て売り切れていて、レディースが売れ残っていました。どうやらこの激安ジーンズは、女性よりも男性に人気があるようです。

ドンキプレス 2010 Vol.1

Pococe[ポコチェ] 2010 FEB Vol.80

 P8-9に女優の栗山千明さんのインタビュー記事があります。
 この人どこかで見たことあるんだけどなあ…でも、割と有名な女優ですからテレビとかで見ていてもおかしくないからなあ…。などと思ってプロフィールをチェックすると、映画「死国」や「バトル・ロワイアル」「キル・ビル Vol.1」に出演しているとのこと。ああ、これらの映画なら観たことがあります。
 ところで、栗山千明さんはインタビューの中で、

「30代って大人の色気のようなものが出てくる歳ですよね」
「30代になったら仕事を一つひとつ、もっと突き詰めていきたいんです」
「30代になったら経験によって培った目で自分がやりたいことを選んでいきたいと思ってます」

 と述べています。1984年生まれのこの人が30代になるのは今から4年後であり、即ちこの女優はその先を見据えてキャリアを積み重ねて行くつもりのようです。

Pococe[ポコチェ] 2010 FEB Vol.80

http://www.pococe.com/

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