ニューオリンズ(1947年、アメリカ)
監督:アーサー・ルービン
出演:ルイ・アームストロング、ビリー・ホリデイ、アルトゥーロ・デ・コルドヴァ、ドロシー・パトリック
原題:NEW ORLEANS
備考:音楽映画
あらすじ…ニューオリンズを訪れたオペラ・シンガーのミラリーは、メイドのビリー・ホリデイにジャズを聞かせて欲しいとねだる。ホリデイが案内したのはニックのカジノ。そこではルイ・アームストロングのバンドによって、毎晩ジャム・セッションが繰り広げられていたのだ。ホリデイの歌声に酔い、ジャズに魅せられたミラリーは、ニックにも好意を抱き始める。しかしある事件のため、ニックはニューオリンズを追放されることになる。(パッケージの紹介文より引用)
上流階級の女性とヤクザな稼業の男とのラブロマンスを見ていると、三流のストーリーのように思えます。が、この作品には人種差別問題が随所に見え隠れしているので、私のストーリー評価は三流から二流に「格上げ」しておくこととします。
又、白人=クラシックと黒人=ジャズという対立・コントラストという視点から鑑賞してみるのもいいでしょう。
それにしても、ルイ・アームストロングとビリー・ホリデイの音楽はつくづくすごいもんだなと思い知らせてくれます。私は音楽の素人なので詳述する専門用語を持たないのですが、例えばサッチモ(ルイ・アームストロング)が音楽に乗せてバンドメンバーを紹介するくだりは、現代のラップに引けを取らない感じがします。
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