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田中仙翁『茶道ハンドブック 新版』三省堂

 きっかけは、PCゲームソフト「太閤立志伝Ⅴ」でした。そのゲームでは茶道が出てくるのですが、ゲーム内で何度も何度も茶を点てているうちに自分でもそういうお茶を飲んでみたいと思うようになったのです。尚、このゲーム内で出てくるのは、急須に茶葉を入れるというものではなく、茶筅なる道具を使って点てる方のお茶です。
 そこで私はまず気付きました。自宅には茶筅がないぞ。ついでに言えば抹茶も茶壷も茶入も花入もない。当然のことながら茶室なんて洒落たものもない。
 そんな、ないない尽くしの状態ではあるものの、とりあえず必要最低限(と思われる)のアイテムを揃えればどうにかお茶は飲めるのではないかと考えました。
 まず、茶室は不要です。お湯は自宅の台所で沸かせばいい。茶壷と花入などもいりません。百歩譲って茶壷が必要だとしても、小さなお菓子の空き缶などで代用すればいいや。
 茶筅はさすがに無いと困ると思い、デパートで購入。それから抹茶も必須なので近所のスーパーで購入。それから、近所の100円ショップで茶杓が売られていたのでこれも購入。そして茶碗は、近所のリサイクルショップで280円で売られていた黒茶碗(未使用品)を購入。これでトータル5000円もかかっていません。
 さて、次に茶の点て方ですが、これは近所の図書館にある茶道の本を見て学習します。で、その茶道の本というのがこの『茶道ハンドブック』なのです。
 とりあえず茶道具や茶室に関する解説などは無視するとして、必読の箇所は…「薄茶の点て方」(P9)と判断。なるほど、茶碗に入れる茶の量は茶杓で二杓か…、やはり茶杓は買っておいて正解でした。

 というわけで早速、自宅の台所でお茶(薄茶)を点ててみました。
 で、味の方はというと、素人が初めて挑戦したものですから、正直言ってそんなに上手くできたなんて言えたもんじゃない。茶と湯の比率を失敗して苦味が強くなってしったようです。ちなみに、茶筅で泡立てておくと苦味が少なくなってまろやかになることをこの時初めて知りました。
 まあ、これは何度も点てて腕を磨くしかありませんね。
 ともあれ、これで所期の目的である「お茶を点てて飲む」は達成されました。茶道の家元なんぞが点てる茶に較べれば実に貧相で侘び寂びもあったものではないのですが、お茶であることに変わりないのでよしとします。

 さて、茶道にのめりこんでいるような人たちからすれば、私の行為を見て「茶道を何だと思ってるんだ!」と憤慨するかもしれません。でもご心配なされませぬよう、別に私は茶道の一派を興してその人たちの既得権益を侵害するなどという気は毛頭無く、ただ自分で茶を点てて自分で飲んでそれなりにおいしければそれでいいやと思っているだけですので。

 あれ? 書評になってない?
 え~と、ああ、そうだ。P9に「茶杓に一杓とはこの程度」としてイラストが付いているのは助かりました。分量をグラムで言われてもわからないもので。

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