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座頭市関所破り(1964年、日本)

 この映画は、ギャオの昭和TVで観ました。

監督:安田公義
出演:勝新太郎、高田美和、滝瑛子
原作:子母沢寛

あらすじ…師走の宿場町に座頭市がやってくる。

 座頭市が訪れた先でゴタゴタに巻き込まれて、結局は地元の悪徳役人(今回は郡奉行)と地元のヤクザを叩っ斬るという、いつも通りのパターンです。
 でも、タイトルにある「関所破り」って、なかなか出てきません。いつ座頭市が関所破りをするんだろうと思っていたら、残り時間およそ10分でようやくやらかしてくれました。随分と待たせてくれましたなあ。

 勝新太郎 / 安田公義/座頭市関所破り 勝新太郎 / 安田公義/座頭市関所破り
販売元:HMVジャパン
HMVジャパンで詳細を確認する

加藤廣『信長軍団に学ぶ処世の法則』PHP

 加藤廣といえば『信長の棺』や『謎手本忠臣蔵』を書いた小説家ですが、本書の「まえがき」によると著者は、
   サラリーマン → 経営コンサルタント → 小説家
 となっており、本書は自分のサラリーマン時代と経営コンサルタントで培ったノウハウをもとに、織田信長の軍団を例にとって「サラリーマンは会社の中でいかに生きるべきか?」を説いたものです。
 柴田勝家が中高年組、荒木村重が中途採用組、羽柴秀吉と明智光秀が台頭する若手か…。で、その彼らがいかに処すべきだったか(この中で唯一の「成功者」羽柴秀吉の場合はいかにして成功したのか)を分析しています。
 さて、ビジネスマンの皆さんは、誰に自分を重ね合わせますか?

【関連リンク】
『信長の棺』
『秀吉の枷(上)』
『秀吉の枷(下)』
『明智左馬之助の恋』
『謎手本忠臣蔵(上)』
『謎手本忠臣蔵(下)』

 加藤廣/信長軍団に学ぶ処世の法則 加藤廣/信長軍団に学ぶ処世の法則
販売元:HMVジャパン
HMVジャパンで詳細を確認する

町山智浩『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』文藝春秋

 私がこの著者(町山智浩)を知ったのはTBSラジオ「ストリーム」の1コーナー「コラムの花道」においてですが、本書に掲載されている内容の殆どがそこで語られていたものでした。というわけで私はその時のことを思い出したわけです。そういえばラジオ番組でもこの本の宣伝をしていたような気がするなあ。
 ところで、「馬のペニスをしごくホモ!」(P62)や「隠れゲイの反ゲイ政治家とヤったゲイ募集!」(P174)などには笑いました。もちろんこれらは下ネタですが、下ネタこそが町山智浩の持ち味の一つなのですから、本書に下ネタが盛り込まれているのは当然といえば当然でしょう。

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks) Book アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

著者:町山 智浩
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

密室の男×男(2009年、日本)

 このショートムービーは、でニコニコ動画観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7450573

監督:ただのまこと
出演:YATCH、藤田元紀
製作:乙女ディア

あらすじ…男二人が密室に閉じ込められた。そのうち二人は恋愛話に花を咲かせる。

 密室に閉じ込められるという閉塞状況、そして喉が渇いているという肉体的窮乏感。
 そりゃあ変な雰囲気になっちゃうのも無理は…あるよなあ。携帯電話を持っているならそれで助けを求めればいいのだし。まさか電波が通じないわけではありますまい。

財団法人古紙再生促進センター『まんが「紙リサイクル」』古紙回収推進委員会

 このパンフレットは、エコプロダクツ2009で入手しました。
 表紙の中央にゆるキャラがいますが、P2の説明によると「古紙の再生や古紙の品質向上などを、みなさまに温かみ親しみを持って、ご案内するオリジナルキャラクター」のカミリィちゃんとカミリィママです。
 マンガを読む限りでは、この母子は紙リサイクルについて詳しいのはわかりますが、性格がどんなものであるのかまではよくわかりません。まあ、ただのガイド役だからそれもやむをえません。

 ところで、本書のP11-14で古紙を分けて出す際に混ぜてはいけないものが挙げられています。金属クリップやプラスチック製品などがダメだというのはわかっていましたが、匂いのついた紙(洗剤や線香の紙箱など)や、金や銀の光っている文字のある紙などもダメだったとは知りませんでした。
 子供向けの教材であっても勉強になるなあ。

http://www.prpc.or.jp

まんが「紙リサイクル」

三菱UFJフィナンシャル・グループ『CSRレポート2009 ハイライト』

 このパンフレットは、エコプロダクツ2009で入手しました。
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のCSR(企業の社会的責任)に対する考え方や取り組みを述べたもの。要するにMUFGが「私たちはこんな社会貢献をしていますよ~」とPRしているものです。
 では、具体的にはどんなことをしているのかというと、ワクチン債、三菱UFJ地球環境ビジネス株ファンド(P7)、スーパーリフォームローン(“環境配慮型”ローン)、カーボンオフセット(P8)、排出権信託、ESCO(P10)、低所得コミュニティ耕地・草地再植林事業(P11)などです。
 尚、これは「ハイライト」ですので、それぞれの項目に関する説明は少な目となっております。

http://www.mufg.jp/

CSRレポート2009 ハイライト

クリストファー・マッキントッシュ著、吉村正和=訳『薔薇十字団』筑摩書房

 まず最初に、本書の冒頭に掲載されているコリン・ウィルスンの難解な序文について。薔薇十字団についてある一定レベル以上の予備知識を持たずに読むと意味がわからず困惑してしまうかもしれません。少なくとも初心者はここで弾き返されることでしょう。
 ところで、本書は古代の神秘思想から始めて、中世・ルネサンス期のオカルティズム、そして17世紀から現代に至るまでの薔薇十字現象を論述しています。
 本書で取り上げられている薔薇十字団は、ヨーハン・ヴァレンティン・アンドレーエらによる初期の薔薇十字団、薔薇十字友愛団、黄金薔薇十字団、薔薇十字=カバラ教団、カトリック薔薇十字教団、黄金の夜明け教団、薔薇十字教団、薔薇十字協会など…。どれだけ薔薇十字系の結社があるんだよとあきれてしまいます。しかもそれぞれの組織は活動時期・活動場所のみならず組織の性格までバラバラで、「それでいて薔薇十字団であることに変わりなかった」(P258)と来たもんだ。
 やれやれ、これでは薔薇十字団が具体的にどんなものであるか把握するのは困難ですな。

『everblue 2009/No.27』

 このフリーマガジンは、エコプロダクツ2009で入手しました。
 今号の第2特集が「エコプロダクツ2009へ行こう!」(P45-51)というガイド記事です。しかし、それに私が気付いたのはエコプロダクツから帰った後でした。everblueのブースもあったんですね…。
 気を取り直して、第1特集「風と太陽、エネルギー」(P14-44)をチェック。環境先進国デンマークを取り上げています。
 …って、デンマークまで取材に行ったんですか!? しかも記事の内容を見ると首都コペンハーゲン(P24-27)はもとより、サムソ島(P18-23)やコペンハーゲン郊外のデュスキル村(P28)と、結構回っていることがわかります。
 このご時世に、よくこれだけの取材費が出たものだと勝手に感心してしまいました。

http://www.everblue-mag.com

everblue 2009/No.27

新日本製鐵『NIPPON STEEL 2009 環境・社会報告書』

 この冊子は、エコプロダクツ2009で入手しました。
 鉄鋼メーカー大手の新日本製鐵(新日鉄)が、環境と社会に対してどんな貢献をしているかをPRしたものです。
 例えばP9では「鉄鋼業によるCO2削減量」が約3270万トン(日本の総排出量の約3%に相当)とのこと。でも、裏返せばそれだけ膨大な量を今まで排出してきたってことだしなあ…。でもまあ、やらないよりはやった方がいいですな。
 他にも、郷土の森づくり(植樹活動)や海の森づくり(藻場の造成)をやっており(P17)、こちらは二酸化炭素を吸収するのに貢献しているようです。

 それにしても、とフト思ったのですが、鉄鋼メーカーがわざわざこんな冊子を作って配布しているのはなぜでしょうか? やはり、それだけ環境と社会に対して弁明しなきゃならないのでしょうなあ。

http://www.nsc.co.jp/

Ns2009

『魚沼 高原の家のひみつ』魚沼地域木材普及協同組合(準備会)

 この冊子は、エコプロダクツ2009で入手しました。
 発行の魚沼地域木材普及協同組合(準備会)の「お問い合わせ先」の項目に電話とFAXの番号があるだけで、HPのURLとかメールアドレスといったハイカラなものは書かれていません。ひょっとしてサイトがないのかな?
 そこで試しにグーグル先生に訊いてみると…メールアドレスは遠藤工務店のページにて発見できましたが、専用のサイトはありませんでした(平成21年12月現在)。

 さて、この冊子の中身についてですが、「高原の家のひみつ」とはズバリ、EDS工法にある、と言えます。では、EDS工法とは何か?
 EDS工法の解説は、この冊子のP2最下部とP5上部の2箇所にあり、しかも文章は全く同じです。大事なことなので2度言ったようです。

 木材の持っている欠点(割れ、曲がり、収縮、ヤニ等)を除去・緩和する改良技術です。熱源には、化石燃料や石油化学材料を一切使用しません。

 具体的にどうするのか不明ですが、何らかの方法で木材を加熱するようです。そもそもこの冊子を読む限りでは、EDSが何の略称かすらもわからない…。

魚沼 高原の家のひみつ

女神大全製作委員会編『萌え大全 Vol.1 女神大全』秀和システム

 世界各地の女神たちを美麗なコンピューターグラフィック(女神たちの衣装は露出度の高いものが多く、その上パンチラしているキャラも多い)と現代人(というより現代のネットユーザー)向けの解説を掲載したものです。
 まずは苦言を一つ。P34のオオゲツヒメ解説の文章に、ひどい誤植がありました。わかりやすくするため、誤植部分を太字にしておきます。

 ツクヨミはスサノオの兄に当たる神だが、ウケモチは性別差宇不明であり、オオゲツヒメの関係はわからない。だがウケモチをオオゲツヒメの別名とする説もあり、またべ差の穀物真であるトヨウケビメノカミ(豊受比売神)がオオゲツヒメと同一視されることもある。

 引用した本書は初版(2009年5月1日、第1版第1刷発行)ですから、次に増刷される時にはきちんと訂正されることを願います。でも、増刷されるかなあ…。
 とはいえ、イシスを「お兄ちゃん大好きな妹」(P26)、ドゥルガーを「外見は美しいが中身は怖いツンデレ系」(P64)、アレスとエリスを「兄も妹も揃ってDQN」(P108)などと表現するなど、そういう言い方があったかと思わず感心してしまう箇所が幾つもあります。これには笑いました。

萌え大全〈Vol.1〉女神大全 (萌え大全 Vol. 1) Book 萌え大全〈Vol.1〉女神大全 (萌え大全 Vol. 1)

販売元:秀和システム
Amazon.co.jpで詳細を確認する

天国の競馬の神様に挑戦(2009年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/nm8781083

製作:お腹痛い
備考:第12回国際ニコニコ映画祭作品

 競馬の神様・大川慶次郎(故人)に対抗して自分も競馬の全レース的中(パーフェクト予想)をやってみせるぞ…ただし自分(お腹痛い)は素人なので複勝で挑戦する、というもの。
 で、結果から先に言うと第2レースで外して挑戦は終了。実にショボい結末となっています。

今日のイチオシDreamNews

DreamNews
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「食のなでしこ」親善大使始動!食のイベントや連載エッセイも。 日本フードアナリスト協会

都市とエネルギー エネルギーの面的利用に貢献する地域冷暖房(2009年、日本)

 エコプロダクツ2009の地域冷暖房セミナーにてこのDVDビデオを入手しました。ちなみに、かくも長いタイトルになっているのは、お役所仕事だからです。

出演:伊藤聡子、佐土原聡、宮崎和男、林俊二、田中幸四郎
製作:社団法人日本熱供給事業協会
備考:映像提供…NHK

 あれ? なんだかものすごいデジャヴ(既視感)が…。実は、地域冷暖房セミナーで貰ったDVDが2枚あり、1枚目が「エネルギーの面的利用に貢献する地域冷暖房」で、2枚目がこの「都市とエネルギー エネルギーの面的利用に貢献する地域冷暖房」なのです。
 これら二つの内容の違いはというと、こちらはスタジオからのレポートという形式を取っていて、…解説自体は殆ど違いがありませんな。使われている映像も同じやつが見受けられますし。
 もしも地域冷暖房導入事業が行政刷新会議の事業仕分けにかけられたらどんな判定を下されるのでしょうか? それはわかりませんが、少なくともこのセミナーで配られた2枚のDVDは「廃止」もしくは「1枚に縮減」と判定されることでしょう。私にとってはブログのネタがこうして増えるから結構なのですが、内容が重複しまくっているDVDビデオを2種類作ってそれらを一緒に配布するセンスはどうにもいただけません。

都市とエネルギー エネルギーの面的利用に貢献する地域冷暖房

名探偵コナン 建設FILE

 エコプロダクツ2009で入手しました。著者は社団法人日本建設業界団体連合会、社団法人日本土木工業協会、社団法人建築業協会。
 巻末の奥付によると本書は第4刷(初版は2005年2月発行)とのことで、そこそこ好評なようです。

 さて、本書の内容はというと、アニメ「名探偵コナン」のキャラクターたちが、日本のビルやダム、鉄道、橋などの巨大建築物を紹介していくというものです(もちろん子供向けですので、さしたる難解さはありません)。まあ簡単に言えば、日本の土建業界・土建行政がコナンをダシにして、自らの土建の成果を子供たちに向かって誇っているのが本書です。

 ところで、P23の「コナンの豆知識」というコーナーでは、一人当りのダム貯水量の比較で「東京はサンフランシスコに較べると17分の1なんです。」、日本とアメリカのダム貯水量の比較では「日本のダム総貯水量は204億m3と意外に少なく、アメリカのフーバーダムひとつの約半分しかありません。」、そして更には「世界の国々と比べると、日本の川はとても流れが急で短いです。大雨になるとあっという間に洪水となってしまいます。」
 …あなた方の言いたいことはよくわかりました。要は「日本はダムがもっと必要だから、もっともっとダムを造らせろ」ということですね? この狭いスペースにどんな統計的資料を載せるかといった作者の恣意性を勘ぐれば、そう推理してしまいます。

名探偵コナン 建設FILE

【名探偵コナン関連記事】
『名探偵コナン 2019年スタンプラリー』JR東日本
『名探偵コナン 2020年スタンプラリー』JR東日本
名探偵コナン 文化祭3-3

『熱供給 vol.74 2009』社団法人日本熱供給事業協会

 エコプロダクツ2009で入手しました。(http://www.jdhc.or.jp/)発行の冊子で、vol.74ということは随分前から『熱供給』が出されていることがうかがえます。
 さて、本誌の内容はというと、P3が市野紀生社団法人日本熱供給事業協会会長の就任挨拶、P4-7が柏木孝夫東京工業大学教授兼総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会部会長と小澤一郎社団法人日本都市計画学界低炭素社会実現特別委員会委員長(小沢一郎民主党幹事長とは別人。念のため)の対談、P8-9がユーロヒート&パワー第34回総会の淡々としたレポート、…。
 登場人物の肩書きが長ったらしく、記事の内容がお堅いのがいかにもお役所仕事らしい。
 ちなみに、P12-15の田中良彦株式会社三菱地所設計都市エネルギー計画部長の連載【地域冷暖房システムによる省エネルギーとCO2削減】「第三回 DHCシステムにおける省エネルギーの可能性」は、難しくて素人の私にはサッパリ理解できませんでした。つまり、それだけ専門性の高い(一般人には敷居の高い)冊子だということなのでしょう。

熱供給 vol.74 2009

カップラーメンを食べたい時

 夜、どうにも寝付けないことがあります。
 次第に腹が減ってくるので「何か食べたい…」とは思うものの、夜中に料理するのは面倒くさい。でも何か食べておかないと空腹感にさいなまれてとても眠れそうにない…。
 そこで台所をガサゴソと探索するとカップラーメンが。そんな時にカップラーメンを食べたくなります。カップラーメンならお湯を沸かして注ぐだけですからね。
 ちなみに、家族からは「夜中に食べると太るよ」と警告されますが、ついつい食べちゃうんです。

 さて、今回紹介するのは、エースコック「スーパーカップ」の、コシと弾力ある食感が自慢の「ガッシリ3Dめん」です。
 う~ん、これなら食べ甲斐がありそうですな。

エネルギーの面的利用に貢献する地域冷暖房(2009年、日本)

 エコプロダクツ2009の地域冷暖房セミナーにてこのDVDビデオを入手しました。ちなみに、かくも長いタイトルになっているのは、お役所仕事だからです。

製作:社団法人日本熱供給事業協会
備考:経済産業省資源エネルギー庁委託事業

 まずは、タイトルに出ている「専門用語」について簡単に説明します。
 エネルギーの面的利用とは、ビデオの解説によると、「地域の複数の建物でエネルギー利用の最適化を図る」ことであり、次に、地域冷暖房とは、エネルギーの面的利用の熱供給型を指します。これは具体的にどういうものかといいますと、ボイラーや冷凍機などの熱源設備を一つに集約し、そこから導管を通して温水や冷水、水蒸気を複数の建物に送って冷暖房に利用するというものです。
 個別の建物が冷暖房の設備を用意する個別冷暖房に較べれば、省エネになり、CO2を削減したりヒートアイランド現象を軽減するなどのメリットがあるとのこと。
 そして現在、新宿新都心地区、札幌市新都心地区、六本木ヒルズ地区、晴海アイランド地区、シーサイドももち地区など全国150地区で地域冷暖房が導入されています。
 と、ここまで書いてきて、いいことばかりのように思えますが、そもそもこのDVDは、広報ビデオですので、批判的な内容は望むべくもない。
 残念ながら私はその方面には詳しくないので(勉強不足と言われればそれまでですが…)、地域冷暖房のデメリットを広報ビデオとセミナーだけからでは見出しがたいのです。

エネルギーの面的利用に貢献する地域冷暖房

→都市とエネルギー エネルギーの面的利用に貢献する地域冷暖房へ続く。

Delicious Park '09~'10冬号

 新宿タカシマヤに立ち寄った際に入手しました。
 新宿南口にあるタカシマヤタイムズスクエア本館の12~14階「レストランズ パーク」のパンフレットで、内容はそこのレストランや料理、パーティープラン(忘年会のシーズンですからね)の紹介です。
 14Fの地滋 玄海の「旬彩とろとろフォンデュ」が2000円(P4)、12Fのブルーロータスの「タイスキ海鮮鍋」が1680円(P5)、14Fの天厨菜館の「極上・天子の厨房コース」が10000円(P6)などと、普段は牛丼チェーン店やファミレスでメシを食っている私なんぞにはお高い値段となっております。

 しかしそこで諦めるのはまだ早い。このパンフレットの末尾に、イルミネーションで彩られたホワイトガーデンが紹介されています。このホワイトガーデンには私も足を踏み入れたことがありますが、散策するだけならお金はかかりません。入場無料です。
ホワイトガーデン
 デパート側から言わせれば、
「庭の維持管理費やイルミネーションの電気代だってバカにならない。お金を落としていってくれよ~」
 と思うかもしれませんが、そういうのはお金持ちの人たちに任せちゃいましょう。

 最後にホワイトガーデン散策に際しての注意点を一つ。場所が13Fの屋外でしかも季節は冬ですので、ものすごく寒い。防寒対策はしっかりとしておくように。

Delicious Park '09~'10冬号

茜丸 どらどらお試しセット

 今回紹介するのは、創業70年のどら焼き屋の茜丸本舗の「茜丸 どらどらお試しセット」(送料無料で1980円)です。

 茜太郎なる人物が大阪で知名度100%とな!?
 こんなこと言うと大阪の人に怒られるかもしれませんが、関西に住んでいない私は全く知りませんでした。
 で、このお試しセットは、そういう知らない人のために「いっぺん試して笑ろて~な~♪」と言って用意した商品ですな。
 さて、これで茜太郎の知名度がローカルレベルから全国レベルに拡大するのでしょうか? それは、「茜丸 どらどらお試しセット」の売り上げいかんにかかっていると言えるでしょう。

茜丸

ぴあクラシック 2009/2010冬 Nol.13

 クラシックコンサートの情報誌(ただし0円)。
 本誌P3の「2010年アニヴァーサリーの音楽家」によると、2010年はバッハ生誕300年、ショパン生誕200年(※)、シューマン生誕200年などとなっているとのこと。
 ということは、2010年のクラシック界では彼らがクローズアップされるわけですね。例えばCDショップのクラシックの棚にバッハやショパン、シューマンらの作品がいつもより多く並ぶ、といったように。

※ショパンの生年(1810年)について「ただし1809年説もあり」と注にありました。とりあえず2010年は1810年説に立脚してビジネスが展開されるようです。

ぴあクラシック 2009/2010冬 Nol.13

SALUS 2009年12月号 vol.105

 三軒茶屋に行った時に入手しました。
 表題「SALUS」の上に小さく「東急沿線スタイルマガジン」とあるので、おそらくは東急沿線に住む人たちに向けて「こんなライフスタイルはいかが?」と提案するフリーペーパーなのではないでしょうか。
 事実、今号の特集「冬を楽しむ、花あしらい」では花の飾り付けを紹介し、更にP12で東急沿線の花屋を紹介しています。
 すなわち、ここの花屋で花を買って、それでフラワーアレンジメントやクリスマスリースを作ってみましょう、というわけですな。

Salus

井沢元彦『「常識」の日本史 歴史の嘘と真実を見抜く』PHP

 日本史の「通説」の数々を、皆さんの「常識」で疑ってみてください。するとほら、現代の歴史学が見落としている事実が次々と明らかになりますよ…というのが本書の主旨。
 で、書いてある内容は、『逆説の日本史』のエッセンスをまとめて簡単にしたものといったところでしょうか。
 『逆説の日本史』は超大作で、現在も「週間ポスト」に連載中であり、いきなり『逆説の日本史』から読み始めるのは大変でしょう。そこでこの『「常識」の日本史』で肩慣らしをしておくといいかもしれません。

「常識」の日本史 Book 「常識」の日本史

著者:井沢 元彦
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

中丸明『ハプスブルク一千年』新潮社

 ヨーロッパ随一の王家・ハプスブルク家の一千年の歴史を、講談調に述べたもの。しかも、登場人物のセリフがなぜか名古屋弁です。おまけに、下ネタがところどころに挿入されています。
 下ネタまじりの講談を楽しみつつ歴史を学べる、一石二鳥の効果があるようです。とはいえ、下ネタが苦手な人はご注意を。

川口素生『戦国武将 逸話の謎と真相』学研

 戦国武将のエピソード集。
 織田信長や徳川家康などの有名なエピソードのほかにも、一条房家(P22)、道化六郎左衛門(P38)、判兵庫(P178)といったマイナーキャラが少ないながらも収録されており、この点に関しては未知のエピソードに触れることができました。これはよかった。
 有名武将の有名エピソードが次から次へと出てくると
「もう知ってるよ」
 とばかりに読み飛ばしたくなったから、逆にそうでないエピソードがひょっこり出てくると、
「おっ、これは…」
 と食いついてしまった次第です。

戦国武将―逸話の謎と真相 (学研M文庫) Book 戦国武将―逸話の謎と真相 (学研M文庫)

著者:川口 素生
販売元:学習研究社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

THE 4TH KIND フォース・カインド(2009年、アメリカ)

監督:オラントゥンデ・オスサンミ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ウィル・パットン、イライアス・コティーズ、ハキーム・ケイ=カジーム、コーリイ・ジョンソン、エンゾ・シレンティ
原題:THE FOURTH KIND
備考:超常現象スリラー

あらすじ…アラスカ州北部の町ノームでは、これまで多数の住民が行方不明になってきた。2000年10月、ノーム在住の心理学者アビゲイル・タイラー博士のもとに、不眠症を訴える住民が次々に訪れる。不審に思ったタイラー博士は、催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとした。そしてそこでカメラが捕えたのは、これまで誰も目にしたことのない映像だった……。(チラシの紹介文より引用)

 この映画は、試写会で観ました。
 開映5分前に会場を見渡してみたところ、女性よりも男性の方が多かったように見受けられました。又、子供(小学生・未就学児)は見受けられませんでした。
 ということは、この映画は大人の男性向けなのか…などと上映前に思っていたのですが、実際に観終わってみると、
「少なくともこれは子供向けじゃないぞ」
 というのはよくわかりました。子供に見せたら軽くトラウマになるかもしれない内容だったからです。
 具体的にどのシーン、どのシチュエーションがトラウマになるのだろうかということを書くのはネタバレになるので伏せておきますが、ネタバレにならない範囲で一つだけ例を挙げます。それは、ミラ・ジョヴォヴィッチが演じていない方のアビゲイル・タイラー博士が、トーク番組に出演しているときの顔です。病んでる感が満載で、さながら幽鬼の如しです。
 尚、チラシではこの顔にモザイクがかかっています。しかし、それでも怖い感じはつかめるのではないかと思い、ここに引用させていただきます。
THE 4TH KIND

 さて、本作では実際に起こった事件っぽく見せる(実際に起こった事件だと思わせる)演出が随所に見受けられます。不鮮明な「記録映像」を挿入したり、登場人物たちの「その後」を最後に紹介したり、FBIの訪問回数を述べたり…。なるほど、そうやって信憑性を高める工夫をしているのか。
 しかもよくよく考えてみると、これらの工夫は、精巧なCGなどを使わずに済むため、低予算でできるというメリットがありますな。

アニメキャラの眼を小さくしてみた。(2009年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7212452

 ハルヒや長門などのアニメキャラの目を小さくしてみると…印象が全く変わります。別のキャラみたいです。
 ただ、目だけを小さくしたせいか、目と眉毛の間隔が異常に開いちゃっているのもありますな。
 ちなみに、コメントの中で「ジブリ」という言葉がありましたが、そう言われてみるとスタジオジブリの作風に似ているような感じがします。というか、スタジオジブリの作風って目が小さいですよねえ。

中出しした数億個の精子が松岡修造だった場合(2009年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7267993

 音量注意。松岡修造一人だけでも相当うるさいのに、それが数億個の精子になったら尚更ひどいことになります。
 松岡修造の子作りもこんな調子だったら…と想像すると、もはや笑ってしまうしかないでしょうな。

今日のイチオシDreamNews

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フードアナリスト検定教本1級(学習研究社刊)が発売!(一般社団法人日本フードアナリスト協会) 日本フードアナリスト協会

【落書き】仏教徒

Neta_028_cocolog_oekaki_2009_12_07_

【落書き】そんなにうまくない習字

Neta_024_cocolog_oekaki_2009_12_07_

【落書き】ヌーディストビーチ

Neta_025_cocolog_oekaki_2009_12_07_

【落書き】スケキヨ

Neta_026_cocolog_oekaki_2009_12_07_

『アキバカルチャー解体新書』あおば出版

 2005年9月16日発行。
 アキバ系というものがブームになった頃に発行された便乗本でしょうか。秋葉原のコスプレやメイドカフェ、フィギュア、アニメ、同人誌などを幅広く紹介しています。
 ただし、取り上げる対象が広がっているので一つ一つの掘り下げは浅く、オタクちゃんには不満が残る内容かもしれません。又、鉄道や無線といった、あまり注目されていないジャンルは省かれています。
 とはいえ、これは「アキバカルチャー」を知らない人向けに書かれているガイドブックだと解釈すれば、本書の意義はあると言えるのではないでしょうか。
 尚、本書に掲載されている情報は4年前のものなので、メイドカフェなどの店舗情報が変わっている(閉店もしくは移転している)可能性があるのでご注意を。

 最後に余計なことを一つ。
 本書の後ろの方に「アキバ発アーティスト白書」(P121-135)なる記事があり、そこでは8組のアキバ系音楽アーティスト(アイドル)が紹介されています。その中のP134に、Perfume~パフューム~が載っているのを発見。ブレイクする前の、あんまり垢抜けていない感じがとても新鮮です。
Perfume
 ちなみに、他の7組(C7、AKI&ELISSA、まきのめぐみ、ハーモニー、崎谷来未、Yu-ki、Be Bop Strawberry)は全然知りません。その方面には疎いもので。

この二人の画像を最高にカッコよくしてくれ(2009年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/nm6740087

 二人のギャルが飛び跳ねている画像をVIPスレの人たちが「カッコよく」したもの。
 もちろん、格好良く改造したものもあるにはありますが、それは少数派です。多くはネタに走っています。まあ、元々ネタ画像ですしね。

絶対にないと困るもの

「ニャーヨのお題:絶対にないと困るものって何?!」参加中

 自分の生活において「絶対にないと困るもの」は幾つかあるのですが、そのうちの一つにメモ帳が挙げられます。
 私は常時、これからやっておかねばならないことを複数抱えているため、それを実行し忘れないようにメモしているのです(おまけに私の記憶力はそんなによくない)。
 例えば今現在のメモをチェックしてみると、2冊の本のレビュー記事の原稿執筆や、自分のサイトの更新内容、某イベントへの登録、といったことが書かれています。
 とはいえ、メモを読み返すこと自体を忘れてしまったら元も子もありませんが…。

佐藤優『インテリジェンス人間論』新潮社

 『新潮45』や『文藝春秋』などに掲載された短編ノンフィクションをまとめたもの。各話が独立した構成になっており、読者は好きなところから読み始めても(あるいは読み飛ばしても)差し支えないと思われます。
 ちなみに、読んでいて笑ってしまった箇所がいくつかあります。その一つをちょっと引用してみます。橋本首相がエリツィン大統領との会談に先立って、鈴木宗男・佐藤優の両氏からレクチャーを受けるくだりです。

 クラスノヤルスクでも急遽、パーティー用にサウナが増築されることになったとの情報が入ってきた。私はロシア流サウナの入り方について説明する。

 佐藤 サウナでは白樺の枝で背中を叩きます。酔いが回るとエリツィンは変なところを突っついてくるかもしれません。それから、ロシア人は男同士でキスをします。キスは三回します。右頬、左頬、最後は唇です。
 橋本 男同士でキスするのは気持ち悪いな。
 鈴木 総理、ここは国益です。それにロシア人は、ほんとうの同志だということになるとアソコを握ってきます。これも「ああ気持ちがいい」といって是非受けてください。
(P38-39)

 著者を含め当人たちは大真面目にやっているのだと思うと尚更おかしい。
 ところで、「ロシア人は男同士でキスをします」という言葉で思い当たったのが、北朝鮮の金正日総書記とロシアのプーチン大統領が唇を重ねている画像です。あれはロシア式の親愛表現だったのか…。
金正日×プーチン
 そういう知識を持たずにこの画像だけを見せつけられれば、ゲテモノ趣味の精神的ブラクラだと感じてしまうかもしれません。

インテリジェンス人間論 Book インテリジェンス人間論

著者:佐藤 優
販売元:新潮社
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僕らのナウ○カを返して(2009年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8626372

出演:ブルボンヌ

 地下芸人がアニメ「風の谷のナウシカ」のナウシカのセリフを駆使して下ネタ満載のライブをするというもの。「動いちゃダメ体液が…」ってそういう意味だったか。
 MAD動画ではこういうものをたまにみかけますが、ライブ映像(しかも手ブレがしていることから固定カメラではない)でこんなものが見られるとは…。

 ちなみに、こういうのが好きな方は関連動画の「僕らのメ○テルを返して」もどうぞ。

全自動天空の城マリュタ(2009年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5870764

 アニメ「天空の城ラピュタ」と全自動マリオを組み合わせたもの。
 マリオが大砲から出てくるところとか、ヨッシーがシータ役だったりと、突っ込みどころがありますな。

CouponLand 2009.Dec 12 Vol.68

 スザンヌのカバーインタビューは脇へ置いておくとして、特集「クリスマスイルミネーション」について少々。
 この特集では都内各所のクリスマスイルミネーションスポットを紹介しています。東京ドームシティ、東京タワー、デックス東京ビーチ、赤坂サカス、六本木ヒルズ、池袋サンシャインシティ、等々。
 お、丸ノ内イルミネーションも掲載されている(P7)。去年だったか一昨年だったか、私は丸ノ内イルミネーションを見たことがあったのですが、人通りが多く結構な騒がしさで、「ムード満点」じゃなかった記憶があります。まあ、恋人が傍らに居て「二人だけの世界」に浸れるなら平気なのでしょうけれど。

CouponLand 2009.Dec 12 Vol.68

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